短期募集
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1 南/海/太/郎/朝/尊(刀/剣)観月の宴川から流れる清流の蒼は何より澄んでいて、月が天高く昇り照らせば揺らめく水面にいくつもの煌めきを散らす。分かたれた流れがひとつの海へと還り、その光の波が地平線の果てへと続いていく。…此度の名月においても、それはそれは見事に大海原を輝かせてくれる事だろう。
とはいえ、これは僕の記憶にある埃を被ったかつての景色。今や狭い一室にある丸窓から思いを馳せて、紫煙を燻らせるだけで…実際に見ることは叶わない。
それを憐れに想った月読命が、気紛れに雲の隙間から月明かりを届けてくれるのだがね…それでも、満たされずにいる。
せめて、この記憶の海を共に渡ってくれる者が居れば…と。こうして、季節外れの短冊を吊るしてみることにしたんだ。
──要は、懐かしき同郷の君たちに会いたいのだよ。…そう、長い前置きをつらつらと並べ立て、なおも改めて言葉を飾らずに乞う。ただ会いたいのだと。
あわよくば言葉を交わし、また更にあわよくばうつくしい夜を過ごしたいのだと。…勿論、退屈はさせないさ。学者故によく回る口と、突然の発作という奇行を眺め見れるおまけ付きだからね。
君たちならば慣れっこだろう?それを見込んで、僕と一夜を共にして欲しいんだ。……ねえ、肥/前くん、陸/奥/守くん。ほら、歳下の我儘は聞くべきだよ、…なんてね。
条件
・背後齢二十五歳以上の女性
・原作遊戯経験あり(進行度不問)
・帯、または捨て宿にて会話可能
・描写300前後より上限無し
・長考長文を考慮して最低五日に一通ほど
・裏行為は無いため属性不要
・やりとり内の一夜を終えるまで
・打ち切り時は退室、または白紙必須
不可
・解釈の強要
・背後の透ける会話
・二つ以上の分割
・小説、漢文、行動の無い描写
・汚い事全般
可
・解釈の共有
・報連相などの半会話
・情景、耽美、心情描写
・属性の絡まない触れ合い
ささやかな夜に野暮な決まり事を増やすつもりはないよ。ただし、こればかりはと言うものだけお願いしておこうかな。
後は都度の擦り合わせの中で、合わないと思ったら遠慮も何も必要ない。
巡る縁も去る縁も世の常、人の常。…その時は分かるようにだけ教えてくれたまえ。話し合いで絡まる糸を解くか断ち切るかは、互いの相性次第ということだね。
控えるは僕、…だけとなると味気ないな。他にも恋しがる者達を挙げるとするならば、歌/仙/兼/定、古/今/伝/授/の/太/刀、宗/三/左/文/字、実/休/光/忠、山/鳥/毛、後/家/兼/光、数/珠/丸/恒/次、江/雪/左/文/字。
お相手願うは僕と言葉を交わしてくれる君たちと、上記に挙げた僕以外の刀で回想や共通点の多い者のみを。…僕だけ強請ってばかりで狡いと、控えの刀にせっつかれてしょうがないんだ。通りがけにでも興味を持って、見知った顔を見つけて助けてくれる相方が居たら幸いだよ。
さて、些か堅苦しくなり過ぎた気もするが…それでも残ってくれた君たちに良い報せがある。次で伝えるべきは最後だ。…よいかね、痺れた足を宥めながら聞いてくれたまえ。
重要なのは僕と君が誰の姿であるか、許容範囲の内と外、語らう場の三点だ。
鍵の心配はしなくていいとも、僕が持っていく。どちらが先に行動を添えるかは決まってはいないが、君から動く場合は部屋に招かれたところからで頼むよ。
…おや、そろそろ足が限界かな。
では改めて、ここまでの目通しに感謝を。縁があることを願って、一旦下がって待つとしようか。
…なに、遠くには行かないとも。多分ね。
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