ゲーム 一日限定
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1 鶯/丸雨宿り非番を満喫していた筈が、何故か万屋の軒先で雨宿り。今日は朝から気分が良かった、どうせなら新しい茶葉を買いに万屋でも覗いてみるか、と思い立ったのは昼頃。店を出る頃には本降りの雨で、どうも暫くは止む気配がない。
同じ状況下に置かれ暇を持て余しているそこのお前。本丸を同じくする仲間でも、他本丸の同位体でも構わん。雨が止むまで少し、話をしないか?
雨宿りをしているのは俺、鶯/丸。ああ、確か鶴/丸も万屋に行くんだと話していた気がするな。別の店なのだろうが、同じように退屈だと萎れているかとしれない。
居合わせたお前の姿は、刀/剣/男/士であれば誰でも。と言うよりは、相手を選んで雨宿りなんておかしな話だろう?
ただし、背後に控えるのは齢二十を超えた女人である事を守ってくれるか。やり取りは帯で、鍵は俺が渡そう。描写の有無も問わない、互いに気楽に言葉を交わせたらそれでいい。
後は、……まあ細かい事は気にするな。そろそろ雨音だけを聴いているのも飽きてきたのでな。誰かの声が届く事を祈って、茶葉の香りでも楽しんでいよう。此処までの目通し、感謝する。
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2 三/日/月/宗/近あっはっは、人の身で濡れるというのはこんな感覚か。錆びる心配が無いというのは良い事だ。とは言え、これ以上濡れてしまうと動きが鈍くなるな。…元々だろう、などという声が何処からか聞こえてくるようだが知らぬ振りをしておこう。
共に雨宿りをするでも、迎えに来てくれるのでも良し。まあ、要は言葉に触れたい。誰かの温もりを宿した言葉に触れて、冷えた体に熱を灯したい。
鳥と月が彼方此方に。各々ゆるりと待たせてもらおう。
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