足を生やし逃げ出した眠気

1 山／姥／切／国／広
足を生やし逃げ出した眠気
を、とっ捕まえるまで相手をして欲しい。

昨日も昨日とて出陣だった。たまっころを集めに集め、楽器を小脇に抱えまくって身体は疲れている。しかし、面倒な事に脳みそだけがやたら元気に活動している。くそ、これも俺が写しだからか……

さて、そこであんたの力を借りたい。別段此方から出せる話題がある訳でもないんだが、軽く話し相手になってくれ。触れ合いは無くて良い。描写を捏ねくり回す程頭が冴えている訳でも無し、何より暑い。
報酬は……そうだな、冷凍庫にある俺の分のスイカバーで手を………いや、スイカバーはやはり無しだ。あれは俺が食べたくて態々買って来たものだからな。名剣名刀たるあんたには、写しからの施しなど必要無いだろう。

期間は俺かあんたの就寝まで。眠たい奴を無理に叩き起こして相手をさせる様な畜生ではないから安心しろ。切り上げる時は寝ると告げてくれ。写しとて、おやすみくらいは言っても罰は当たらないだろう。
成人済みの女審／神／者を主に据えているならば誰でも構わない。暫く付き合ってくれるならば帯の鍵を。早々に寝そうなのであればそのままやり取りをするから付けなくて良い。……書くべき事はこの程度か。では、消すまでは今日の昼餉についてでも考えて待っている。
2020/7/6(月)2:31
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