純粋な雑談 - ゲーム一日限定

1 煙／緋(gnsn)
純粋な雑談
仕事や立場の関係上、璃／月の住民と話す時は法律家としての側面が大きいんだ。勿論私が憲法を見逃すなんて事はしないし手を抜くなんて以ての外だ、しかし気を抜いて法律家の頂点にいる私ではなく、ただの私として話せる人がばあや以外に居ないのではないかと思ったんだ。事実、住民は私が話しかければ何かがあると思って少なからず警戒することだろう。
そこで、だ。眠りにつくひと時でも良い、今日は猫が擦り寄ってきて愛らしいやら茶柱が立ったやら他愛もないことを話してみたい、そう思ってね。君さえ良ければ話し相手になって貰えないだろうか？生憎こういう生活を送っているもよだから雑談の相手が欲しいとなっても見当たらなくてね、不特定多数が見ているこの場所ならきっと相手をしてくれる人がいると信じているよ。

帯か捨てが使える璃／月の住民であれば誰でも構わないよ、他の国に生まれていても今璃／月に滞在しているなら住民と言っても差し支えないだろう。相手を願うのは私、煙／緋のみだ。そこは気をつけてくれ給えよ。

さて、長々と語ってしまったが最後に一つだけ。君がもし、私の一晩の弱音を聞き流してくれるのなら、君の好きなものを教えて欲しい。花でも食事でもなんでもね。
それでも夜も老けているからこれくらいにしておこう、私の相手をしてくれるかどうかはさておき君たちの夜が健やかなものであることを祈っているよ。
2022/3/17(木)23:39
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