ゲーム 一日限定
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1 斎宮宗鬼龍鬼龍、君に用がある。…このような夜分遅くに僕が起きていることが珍しいのは分かるけれどね、今はそうも言っていられない事態なんだ。事情は後でいい、とにかく君の身体を貸したまえ。
提供は僕、募集は鬼龍。特にこれといった条件は設けないよ、それどころの騒ぎではないからね。ここの『規約』さえ守れていて、帯の招待状を載せて手紙を寄越すことの出来る君ならば上等だ。
……今週の日曜に各ユニットへ受け渡す衣装が、学園側…いや、この場合は業者か。まあそこは何だっていいのだよ、ともかく不備が生じたせいで作り直しとなった。この僕が手間と時間をかけて創り上げた芸術品だというのに、全くもって忌々しい…ッ!
それに伴う修繕作業を、業者側から請け負うとの言葉を貰いはしたものの…僕の作品に他の人間の手が加わるだなんてことは考えもしたく無い。とはいえさすがの僕も一人では対応しきれない、情けない話ではあるけれど。その点勝手を知り合う君ならば許せるからね、…だから君の手を借りたいんだ。
という『面目』だが、手さえしっかり動かしていれば昔の話をして思い出に浸るのも良いだろう。最近はうちの影片の『独り立ち』の後方支援を考えていてね、君ならばそれらしい言葉の一つくらい与えてくれると信じているけども…どうだね、『りゅ〜くん』。
さて、こうしている時間が惜しい。手芸部の部室引き続き作業をして待っているから、なるべく早く来たまえよ。……『頼るように』と告げたのは、君だろう。
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