ゲーム 一日限定
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1 ア／ル／ハ／イ／ゼ／ン寝ずの番。家に帰って職務の話をしたくはないが、今日は普段以上に立て込んでいた。申請書は見上げるほどの量、先日却下とした書類に疑問や抗議を呈すために直接扉をノックして来る者、書／記／官の名にそぐわない仕事量だった。自らの体調については俺自身が一番分かっているつもりだったが、今日を経て分かった事が一つある。人は人体、脳共に許容量を超える運動をすると、眠気が一周回って霧散するという事。本来なら早急にベッドに潜り眠るのが常だが今夜はそうもいかないらしい。時間も時間だ。趣味である読書をするには一周回って覚醒したこの状態では日が昇ってしまうだろうし、普段ならこういうことはしないのだが談話相手を一人ほど。時間帯、及び俺の顔一つで誰かが来るなど良い期待は最初からしていないが、眠るまで。会話がある程度成り立つ程度には丸くなった口調で対応させて貰おう。この気遣いが必要ないならば普段通り好きにさせてもらうが、君に任せるよ。接点問わず、鍵もこちらから持っていくのが効率的だろう。手短に話す予定がだいぶ狂ってしまった。それでは縁があれば後ほど。
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