ゲーム 一日限定

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1 鶴|丸|国|永(刀|剣)
君の指先まで、あと。

…その先が、踏み出せない。
縁側で隣に腰を下ろしていても、戦を終えて帰還する最中、隣に並んでいても、…君の傍に寄る事は出来ても、触れる事なんて出来やしない。君の笑顔が、声が、香りが、俺から余裕を奪って…もう、駄目なんだ。胸が高鳴り、全身が熱くなり、平素の自分を取り繕う事が難しくなる。傍にいるだけでそんなみっともない状態なのに、触れるなんて…無理に決まっているじゃあないか。
これは何か妙な病なんじゃ、と縋った俺に目を丸くして、それから主は快活に笑った。それはね、恋の病と言うんだよ、とーー。

刀のくせにと笑うかい?
でもこの気持ちは、決して嘘じゃない。何度君を抱き締める夢想をしただろう。想いを口にしようとして、唇を噛み締めただろう。
なあ、愛しい君よ。君は俺を…どう、思っているんだ?


主の計らいで、共に畑仕事をする事となった午後。突然の雨に、止むなく大きく枝を広げた大樹の下で雨宿りをする所から、この物語は始まる。どう転ぶかは、互いの心次第。
帯かeを使え、雰囲気を楽しみながら話を進められるなら、後は君の自由だ。君の心がどこにあるかも問わないが、やはり君も俺を意識してくれていると嬉しいな。

募る刀は以下の組み合わせで。少ないが、左右どちらでも出来るから、お好きな刀を指名してくれ。
鶴|丸|国|永×燭|台|切|光|忠、三|日|月|宗|近
へ|し|切|長|谷|部×燭|台|切|光|忠

雨が止むまででいい、ほんの少し…君の時間を俺に分けてくれないか?大樹の下で二人きり、この瞬間だけは互いしか存在しない、そんな世界に浸らせて欲しい。
ーー嗚呼、君の指先まで…あと、少し。


(希望組み合わせ/帯使用の場合招待状、偽の宿可/されたくない事/二人で雨を眺めている描写)

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