ゲーム 一日限定
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1 朔間零あらしの夜に。こんな嵐の夜に彷徨う悪い子は、取って食らってしまおうかのう……？──くく、冗談じゃ。そう怯えられては我輩もちと傷つく。ほれ、こっちへおいで。この雨じゃもの、おぬしも暇を持て余しておるのじゃろ。雨が止んだら帰してやるから、嵐が落ち着くまで我輩の元で雨宿りをして行くとよい……♪お目々ぱっちりで我輩と〜っても暇なんじゃよ。どちらかが眠気に殺されるまでの刹那の時間、我輩の暇潰しに一役かってくれんか。長い人生の中で見たらこんなのはほんの一瞬、瞬きの間じゃ。おぬしの運命の一片をいただくぐらい許される筈。「許す」と、そのかわゆいお口で言っておくれ。序でに抱き枕になってくれたら言う事なしなんじゃけど、心配せずとも大事な子が居る子に手出しはせんよ。心に決めた人が居る子は、おでこに『売約済み』のシールでも貼ってきて貰おうか……♪
おおっと、話が逸れた。暇潰しと言っても、難しいことは求めておらぬよ。我輩から求めることはただ一つ。世界にたった二人ぼっちになったような、優しい夜が欲しい。寂しさや虚しさや人恋しさや、心に巣食う色々な物が雨と一緒に優しく流れて行く夜が欲しいんじゃ。年寄りの我が侭に付き合うておくれ。
おぬしの身の上は、属性から恋人の有無まで何もかも不問。共に優しい一夜を過ごす気概だけ持っていてくれれば、……悪鬼羅刹の類から魔物、魑魅魍魎、神様仏様まで何でも御座れ。我輩がみんな纏めて食らってやる。さあ、おいで。
・提供：朔間零（二年、三年）
・募集：プロデュース可能な生徒（同ユニット、奇人、三毛縞斑を微優遇）
規約遵守/媒体は帯を優遇/描写の有無不問
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