完なり オリジナルBL 受募集

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1 板挟みの使者
魔法使いと貴方
はじめまして、私は白亜の国と称されるジルヴァラ王国の使者マルコ、数ヶ月前より国ととある魔法使い殿を繋ぐ伝令としての任についております。
僭越ながらお話をさせて頂きますと、魔法使いという職業は我が国では大変立派な職であり、国の礎を担ったと言われています。
その証拠に国を囲む湖は枯れることなくいつも青く澄み渡り、国の象徴であるイヴォワルの塔は何百年という長い歳月の中でどれほどの雨風を受けようとも穢れなき白を携えているのです。
強い力のある魔法使いはより高待遇で、城に居や研究室を構える事が許されています…まあ大半の方は縛られる事がお嫌いなようで旅に出てしまったり、皆様好き好きになさっています。とても個性的ですね。

私はまたまだ若輩者故に中央…政を担う尊き方々の考え方にはおよびませんがなにやら事情があるようで件の魔法使い殿は教会や古参の大臣からは特に国賊や反逆者と影で言われています。
他の魔法使いは城の大書庫に肖像画と、大なり小なり偉業や功績が纏められて飾られているのですが彼の肖像画は布で覆われ、名前のみ記されています。その目隠しもプレートも誰も掃除していないのか埃をかぶりくすんでいます。
先輩に聞いたところ、先代の王直々に国賊と認定したらしく当時は肖像画すらなかったそうです。現王に代替わりして数年の間に今の立ち位置に落ち着かれました。因みに城下町では悪い噂の方が色濃いですね。
数ヶ月この仕事を続けて来ましたが、街や城内で囁かれる噂話がどこまで信じるに値するのか未だに測り兼ねています。
ただ唯一「教会の大司教様の一人に驢馬の耳を生やした」のは本当だと確信しています、何故かって初めての使いの時に私も驢馬の耳にされたからです!!…私はただ、もう少し声量を上げてお話してほしいと頼んだだけなのに……

国というのは表向きは豊かで綺羅びやか、平和に見えても裏はドロドロとしているものではありますが、魔法使いは皆様一様に長齢であるが故にあからさまに偏屈と言うか何と言うか、すみません此処だけの話にして下さい

城を離れた森で暮らしているにも関わらず、衣食住が御座なりになっているのか私が伝令をお持ちすると先ずは魔法使いを探すことから始まります。
時には森の奥で、時には庭先の井戸の前で、直近の村へ向かう道すがら、温室の中等々見つけては担ぎ上げて、水や食事を与えてから本題に入るのですが、話しているのに聞いてもらえていなかったり、溜息をつかれたり、煙草の煙を吹き掛けられたり、ネチネチと丸で蛇のように睨みつけてきて小一時間文句を言われたり…そんなに嫌なら旅に出ればいいじゃないですか!!と叫びたくなります

頼んだ仕事はしてくれるのですが…

何なんでしょうね、生活の乱れは心の乱れですかね。そうなら魔法使い殿をサポートしてくれる天使のような神のような方が現れれば私は此の胃痛から解放されるのでしょうか
そんな都合の良い話があるわけない、か……おお神よ後生ですか弱き仔羊にどうか救いの手を


ということで、とても長くなりましたが以下募集要項になります

魔法使い殿をサポートしてくれる方
・C年齢容姿種族不問
・世話好き、勤勉求む
・身体の一部欠損可
・過度ツンデレ、達磨、死亡、豆ロル、短文ロル不可
・L成人済女性
・中文以上
・超長考遅レス、多種ロル、ご都合主義に寛容
・媒体Gまたは帯(帯は初心者故に寛大さ求む)

魔法使い
・188cm77kg
・外見年齢40歳(実年齢240歳)
・森に住む最高位の魔法使い
・センター分けの癖付き長髪、青白い肌、無精髭、皺だらけの服
・飄々、陰湿、気分屋、人誑し、生活能力皆無
・詳細有り


以上になります、プロフィールとテストロル(起きてこない魔法使いに対して、又は任意の場面)を記載の応募して頂けると大変嬉しく、質問等だけでもお気軽に

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