完なり オリジナルBL 受募集

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1 楠 義仁
極道の孫息子。
そんな肩書きを意識したことはこれまで一度も無かったし、これからも無いと思ってた。……けど、久し振りに来たじいちゃんの家で、見覚えのある柱の傷を見つけた瞬間。戸惑いながらも優しい声で「坊っちゃん」って呼んでくれた人のことを、思い出した。

▼条件
規約が遵守出来る成人済み女性PL
帯使用(アイコンはメーカー使用予定)
1〜3日に1通〜(目安/1週間無言で確認)
描写のみ150字以上〜上限無し
打ち切りは退室にて



俺のじいちゃんは「悠仁会」って関東のデカい暴力団組織に所属する直参の極道で、楠組ってところの組長でもある。と言っても、じいちゃんは自分の子供にはそういう世界と無縁で生きてほしかったらしくて、息子である父さんはごく普通の商社マン。だから、俺もじいちゃんの稼業についてはほとんど知らない。俺にとっては、名付け親でもある優しいじいちゃんだったよ。共働きの父さんと母さんは仕事で家を空けがちだったから、5歳くらいまではよくじいちゃんとこに預けられてたな。
けど、父さんの転勤が決まって遠方に引っ越してからは疎遠になっちゃってさ。ちょうど妹が生まれたりで家もゴタゴタしてて、その内組の抗争が激化してきたとかで帰省も出来なくなって、気付けば十数年。今度は海外転勤が決まった父さんと母さんに付いてくための準備をしてた頃、じいちゃんから数年ぶりに電話が来た。抗争で負った怪我で数年前から足を悪くしてたこと。組を若頭に継がせたこと。……それから、昨日ばあちゃんが死んだこと。
葬式で久し振りに会ったじいちゃんの背中は一回り小さくなってて、逞しかった足を引きずりながら歩いてた。あんなに大好きだったばあちゃんが居なくなって、じいちゃんはこれから一人であのデカい屋敷に帰るのかって思ったら……つい言っちゃったんだよね。「俺、じいちゃんちで一緒に暮らすよ」って。親は今更転勤を取り消せなかったし、なんたって俺はじいちゃんっ子だし。反対する親とじいちゃんをなんとか納得させて、転校手続きもばっちり済ませた。家族を空港で見送った俺は、その足で懐かしい街と、懐かしいじいちゃんちに帰ってきた。……で、話は冒頭に戻る。

じいちゃんちに預けられてた頃。組の仕事で忙しいじいちゃんと、体の弱かったばあちゃんに代わって俺の世話係兼遊び相手をしてくれた人。じいちゃんの組の組員だった、ってことは覚えてるけどもう名前も分からないし顔もぼんやりとしか思い出せない。ただ、俺を呼ぶあのぎこちない声だけは何故か鮮明に蘇ってきた。……あちこち連れ回したり、駄々こねて困らせたり、迷惑しか掛けてなかった気がするから、向こうにとっては嫌な記憶かもしれない。そんな面倒な子守りを頼まれてたことももう覚えてない可能性だってある。けど、寂しがりで甘ったれで、いつもじいちゃんちでべそかいてた俺がちゃんと妹を守ってやれるようになったのは、今思えばきっとその人のお蔭だったんだ。だからさ、元気にしててほしいし、叶うならもう一度会いたい。俺、ちょっとは立派な男になったと思うからさ。



めちゃくちゃに前置きが長くなったけど、上記の設定で俺と再会してくれる『かつて組長の孫息子の世話係をしてた極道』を募集。
ある程度歳上であること以外は特に指定は無し。じいちゃんは組長を引退した後も指南役みたいな感じで今の組長から色々と相談を受けてるし、稼ぎの少ない若衆をしょっちゅう家に呼んでご飯を食べさせてやってるから、今でもじいちゃんちは極道の出入りが多い。その関係で再会できたら良いなと思ってる。じいちゃんが信頼を置いてるっていう前提さえあれば組でのポジションとかも自由。俺のことは覚えてても覚えてなくてもいいよ。
展開とかの具体的な想定はないけど、ストーリー重視で色々遊べたらいいなと思ってる。だから一緒に設定とか練りながら積極的に楽しめる相手だと嬉しいかな。



・プロフィール(詳細優遇、自賛歓迎)
・萌萎(萎は必須)
・あれば希望設定や展開等
・接触描写(祖父の家で当PCと出会う場面/設定自由)
以上を書いて連絡くれたら、部屋の鍵をつけて迎えに行く。質問だけも歓迎!
それじゃ、削除するまでは待機してる。

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2 楠 義仁


楠 義仁(くすのき よしひと)
18歳/178cm/高校3年生
ショートボブに整えた黒髪はやや癖毛気味。日独ハーフの母親を持つクォーターであるため、目鼻立ちがはっきりとしており瞳は彩度の高いアンバーアイ。垂れ目と生白い肌、痩身が相俟って軟弱な印象を与えがち。運動神経は悪くないが闘争心がまるで無いためスポーツには向かず、学業の成績はそこそこに上位。
大らかな両親の影響かパーソナルスペースが狭く、人懐こい性格をしている。細かいことを気にせず突き進むマイペースぶりはある種の男らしさすら感じさせるが、楽観的な見切り発車で度々窮地に陥るため残念ながら頼り甲斐はまるでない。覇気に欠ける雰囲気で何かと周囲の助けに恵まれやすく、本人も誰かの支えで生きている自覚があって身内や友人を非常に大切にする。
6歳下の妹がおり、しっかり者の妹に叱られながらもあれこれと世話を焼く、自他共に認めるシスコン。家族と離れて生活するにあたっても両親より妹と離れ離れになることに寂しさを感じており、定期的なビデオ通話は欠かさない。共に外資系企業勤めで多忙だった両親に代わって妹の面倒を見てきたため家事全般を得意とする。特に料理はキャラ弁やお菓子作りにまで手を出す凝り具合。祖父の家では家政婦を雇っているが、本人が強く希望して食事作りを担うことになった。基本的には周囲のサポートを受ける側ではあるものの、親しい相手限定で世話焼きになる。傍に居る時間を確保しつつ、あわよくば構ってほしがる奉仕体質。



萌(可)/日常〜裏、ほのぼの〜シリアス、発展過程、ストーリー重視、展開上での怪我や喧嘩、嫉妬、スキンシップ、イベント、ご都合主義、溺愛、前戯、言葉責め、羞恥、適度な自賛や確定ロル、展開や設定の相談、サブC使用、等萎以外
萎(不可)/即時の恋愛発展、裏中心、相談無しでの治療不可能な病気や欠損、メインPCの死、虫、大スカ、描写内露骨表現、過度のツンデレや女々しいC、展開任せ、背後詮索・干渉、相談以外での半会話

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