完なり オリジナルBL 受募集

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1 弥刀 寛貴
金魚のフンに一目惚れ
(どんより分厚い曇に覆われた昼下がりの空の下、時折吹き抜ける生温い風から水分を奪ってかさを増すうねった髪にうんざりしながらそれでも足取りは軽く、一番のお得意様を通す広間まで足早に酒を運んだものの逸る心を抑えてゆっくり開けた襖の先には目当てにしていた相手の姿はなく、遊女二人を侍らせた太客と目が合うと反射的に深々とお辞儀したのち遊女の一人に酒を託し、早々に踵を返して来た道を引き返し。角の物置部屋を曲がった突き当たりの厠へ視線を滑らせるとちょうど用を済ませて出てきた相手の姿を捉え、無意識のうちに緩んだ頬に気づかぬまま何やら物思いにふけったようないまいち焦点の合わない目をしている相手の行く先を阻むように正面に立ち、取って付けたようなわざとらしい猫なで声で切り出し)……これはこれは、そんなに色っぽい顔をされてどうなさったんで?お悩みごとならお聴きしましょうか?


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いらっしゃい、閲覧どうも。枕詞もなしにいきなりロルを載せて悪いな。
さて、うっすら分かっちゃいるかと思うが今回募集させてもらうのは俺の働く旅籠のお客様だ。大門の内側の宿といえば……まあ誰でも分かるよな?
但し俺は陰間でもましてや遊女でもねえ。見世の用心棒やら雑用を引き受ける男手だ。そして募集してるのもただの客じゃねえ。うちの太客の若旦那にいつもくっついてる金魚のフン。秘書だか愛人だか知らねえがそいつを探してる。
理由は簡単さ……惚れちまったんだよ、その綺麗な顔に。

さて、探してるっつっても声も姿も知らぬ存ぜぬでは見つからねえわな。
悪いが条件を出させてもらう。
…………………
■PL様条件
〇成人済み女性の背後様である。
〇ロル数150〜でのやり取りができる
※二分割程度なら分割ロルOK
〇必要時は半なりで相談可
〇過度のテレパシーや確定ロル、鸚鵡ロルを使わない。
〇当方萎行為をしない
萎→四肢切断、メインキャラの死亡、スカトロ、過剰な悲愴表現。
…………………
■探しているお相手様
〇旅籠屋紺紺楼の客(通称:鈴鹿の若旦那)の付き添いとしてよく通う男。
〇何故か一度も遊女は買っていない。
〇若旦那の世話を焼いている。

優遇項としては、お堅い性格、年上、短い髪、これくらいか。あくまで希望だから絶対じゃない。もちろんこれ以外の容姿性格も受け付けている。

以上、こんなところだ。遊女を買っていない理由や毎回といっていい程付き添いで通ってる理由は任せる。
若旦那が羽目を外し過ぎないよう見張りを任されているとか、仕事で付いてきてるだけで元々女にゃ興味がねえとか、はたまた実は若旦那とデキてて寝取られプレイを強要されてるだとか、そもそも俺目当てで通ってくれてる、とか都合の良い話でも構わねえ。
それと余談だが、若旦那は自分の連れに俺がアプローチかけてることか気に入らねえ様子だ。独占欲と寛容さの間で揺れてるみたいだな。これまで何度か釘を刺されちゃいるが……知ったことか。
心奪われて三ヶ月、一回ポッキリのお客じゃねえと踏んで口説き始めてからもう半年過ぎた。良い加減その口からウンと言わせてえ。それで痺れを切らした結果冒頭ロルに戻るわけだ。

ちなみに俺と若旦那は当方背後が動かすつもりだ。お相手様は気に入った方とくっついてもらって構わねえが、若旦那を選ぶ場合、若旦那が男も女もイケるくちっつーのは容認してもらう。後で載せる自己紹介でも分かることだが俺は女は抱かねえ。
俺たちの容姿性格について口頭で説明すると長くなるから後でまとめさせてもらおう。

やり取りする期間については物語が一区切りつくまでの中期〜相性がよければ長期、もしくは冒頭のロルから俺に無理やり抱かれるだけの短期間でも構わない。その場合は若旦那は出てこねえな。俺の独壇場な上、抱かれるのは汚ねえ物置、多少暴力も振るわれるだろうよ。


さて……長くなったな。最後まで付き合ってもらって心から礼を言う。
ここまで来ておいて引き返すなんてつれねえことは言わねえだろう?興味をそそられたなら下記の必要事項を書いて文を送るだけだ。
よろしく頼むぜ。

@キャラクタープロフィール
A萌萎(萌は記載なしでも可)
B中期〜or短期希望
C中期以上のやり取りは希望の場合、どちらのキャラをメインとしたいか。
D冒頭に合わせた初回ロル
※仕事が忙しく久々にやって来た紺紺楼で女二、三人と戯れながら昼酒を楽しむ若旦那のもとへ厠から戻ろうと廊下へ出たところで寛貴に捕まったところから。
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2 弥刀 寛貴

□弥刀 寛貴〔みと ひろき〕24歳
寝る子は育つを見事に体現した185センチの長身は当時では珍しい異人との混血ということも影響してか日中外で力仕事に励む割に色白で、日々の喧嘩で身についた逆三角形のがっしりした体つきは刃物御法度の大門の内側では一層頼りになる武器。天然パーマのかかった赤茶の長髪を後頭部の高い位置で一束に縛っており、深緑の着流し姿はきらびやかな花街でも誰もが振り返るド派手な外見。
垂れ目の奥二重だが、寝起きはむくんで一重に、夜中は綺麗な二重なるため昼よりも夜の方が優しそうな顔つきになる。眉は太く吊り気味で髪と同じ色、鼻筋は直線的だが(子供の頃の喧嘩が原因で)よく見れば向かって右にほんの少し曲がっており横顔の印象が左右で変わる。赤みが強く分厚い唇と耳たぶ。冬の乾燥する時期はよく唇が切れる。
恋愛に関しては惚れたら一直線。相手がほだされるまで長期戦も厭わない。前戯で相手をいたぶる(本人談では可愛がっているだけらしい)情交が好き。本番は回数を重ねるごとに野性じみてくる節があり相手を失神させることもしばしば。自分が満足すると眠くなってしまう質(たち)なので事後に布団の上で正座して説教を食らった前科がある。
元来女に興味のないことと、強烈な腕っぷしが買われて店では主に用心棒を担当。弱い者には優しくするもの、という基本概念のもと大抵のことは笑って流し、中身のない世間話や愚痴を聞いてやるので意味もなく遊女や禿に人気者。
父親は商船に乗ってやって来た異人、亡くなった母親は娼館の売れっ子遊女であり、現在は母親の居た娼館『紺紺楼』に住み込みで働いている。
弥刀という名字は亡くなった母親の遊女としての名前。


▼鈴鹿の若旦那
□鈴鹿 穣〔すずか みのる〕33歳
176センチ。標準体型。筋肉と体毛は薄めで肌色は血色の良いオークル。艶のある黒髪を斜めに分けて椿油で後ろへ流して撫でつけている。幅広二重の垂れ目、太めの眉は吊り気味。鼻梁は細めの鷲鼻で、薄い唇で縁取った口はいつも穏やかに笑っているように見える。
愛想がよく気が利くマメな性格だが八方美人になりがちで、ストレスを溜め込むタイプ。潔癖なところがありだらしない部屋や服装には苛立ちを感じる。根にもつ性格で浮気にも厳しく、束縛したい派だが八方美人が邪魔をする。粘着質でねっとりしたセックスを好むため回数は少ないが一回が長い。
派手ではないが洒落た羽織に煙管をふかした粋ななり。
異国との貿易が盛んな港の管理が仕事。仕事柄異人の顔は見慣れており、紺紺楼で寛貴と初めて顔を合わせた際も動じなかった。

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3 弥刀 寛貴
予想外に応募の数が多かったので本日9/11中で応募は締め切らせてもらう。
いまはまだ送られてきた文を読むのに追いついていないのが正直な状況だ。申し訳ないが返事は明日以降になると思っててくれ。
皆長い目での付き合いを考えてくれてるようで嬉しい限りだぜ……。
というわけですでに応募してくれた御仁ももうしばらく待っててくれ。

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4 鈴鹿 穣
やあこんばんは。
しばらく募集を止めていたんだけど訳あって再開することにしたので上げさせてもらうよ。

募集内容についてとくに変更はない。強いていうならば優遇項としていた外見や性格、年齢に拘らずそちらの好きな姿で来てもらって構わない、ということくらいだ。

では、気長に待つとしようかな。

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