完なり ゲーム BL攻募集

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1 ホ/メ/ロ/ス(D*Q*11)
お前の姿を。(R20)
私は勇者一行に破れ、永遠の眠りに就いた。
よくよく考えれば己の人生を振り返ると粗末な物だったと思う。没落貴族の烙印を押され、努力を重ねて将軍までのし上がったにも関わらず最期に得た物は何一つ無かった。魔の力に堕ちた私は恐らくもう二度と輪廻を巡る事は無いだろう。…グ/レ/イ/グ、出来る事ならもう一度お前の隣を歩きたかった。私はただ、お前との差を埋めたかっただけなんだ。


ふわりと前髪が風で揺れ、額を擽った。身体は朽ちた故にそんな感覚を感じるのは明らかに可笑しいと思った。魂だけが虚空で揺れて身体なんて何処にも無かった筈なのだ。それなのに今は瞼を持ち上げる事も出来る、其処で見えた先は何の変哲もない天井。ただ鼻腔を擽る香は幼い頃に失った我が家、という香だった。どうやら私はパラレルワールドという所に迷い込んだのだと推測した。両親共に亡くなってはいるものの私の家は没落せず、未だ貴族として名を語れている様だった。ただ、グ/レ/イ/グ。この世界でお前が居ないのだ。


…冒頭が長くて疲れてしまったか?お前の体力は無尽蔵だと思っていたのだがな。まあもう少しだけ話を聞いてくれ。先程話した様に私の魂はパラレルワールドに叩き込まれ、其処で定着してしまったらしい。少しずつ時間が経つにつれて此処での暮らしの記憶もはっきりと蘇って生活に支障も無くなったが、どれだけ記憶を漁ってもお前の姿形を捉えられなかった。少なくともこのデ/ル/カ/ダ/ー/ルにはお前は居ない。…一番叶えて欲しい願いは叶わないというのか?直ぐにお前を探す事は出来なかった。勿論、この家の事もあるが今の私は簡単な呪文を使える程度。魔物を倒して旅するには頼り無さ過ぎる。お前を探すには少し時間が必要だった、そんな時。ソ/ル/テ/ィ/コの貴族との会合があった。私と従者、そして家の者が雇った傭兵と共にソ/ル/テ/ィ/コに行く事になったのだ。…その傭兵は私が探し求めていた、グ/レ/イ/グ。お前だった。


条件
・成人済みの淑女
・短ロル〜中ロル(極度な短ロルは×)
・宿は仮宿及び帯推奨
・打ち切り時は白紙、一言おいて退室


提供
ホ/メ/ロ/ス

募集
グ/レ/イ/グ


お前の方の記憶の有無はお前に任せよう。最初から私の事を覚えているも良し、全く覚えていないのも良し。徐々に思い出していくのも良し。ただ私はお前の事を覚えているし、この様な場で言うも憚られるがお前に対して友情以外の感情をも持っている。ただ性格上、簡単に素直にはなれないからお前に対して少しつんけんしてしまう事は許して欲しい。


此処まで見て、まだ私と出会ってくれるグ/レ/イ/グは本文に簡単な挨拶と希望宿、傭兵として私の元に現れる描写を書いて手紙を寄越してくれ。直ぐに拝見させて貰う。
…それでは、気長に待っている。

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