完なり ゲーム BL攻募集

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1 納_棺_師
神様の行く末(第_五)
貴方は今をときめく有名小説家だ。意識すれば、常に町は貴方の影に溢れていた。冠する言葉は大抵が俊英か天才で、本屋には貴方のデビュー作が平積みで置かれている。いつだって貴方が生み出す世界観はウィットに富んでいて、登場人物は本当に生きているかのように活き活きと動き出す。
僕があっさりと貴方の虜になったのと同じように、この国に住む多くの人間が貴方の虜になりました。

現代日本。僕は高校一年生。貴方は僕が小学生の時、貴方のデビュー作を抱えて踏切の中に飛び込もうとしたところを偶然救いました。「著書を持って死なれるのは迷惑だ」と言った貴方の顔を、僕は絶対に忘れないでしょう。「自殺はいけない」だとか「命を大切にしろ」だとか、本来ならきっとそう宥める場面で、貴方はそんなことを平然と言ってのけたのですから。
それから僕は、貴方のマンションに入り浸るようになりました。僕を虐げた養父は、その頃には僕に見切りをつけて、心許ない金だけを置いて家に寄り付かなくなっていました。それで良かった。
貴方が…先生が弛まず響かせるタイピングの音を聞きながら、僕を救ってくれた小説のページを捲る日々を愛していたから。先生は紛れもなく、僕の神様でした。

ここまで目を通してくださりありがとうございます。かなり特殊な募集になりますが、このような設定でお付き合いをしてくださる方を募集しています。
貴方は一作目で文学賞を取り華々しくデビューした人気作家でしたが、本当は三作目以降スランプに陥っていました。疲れていたのです、死にかけていた子供を拾って、その子供を拠り所にしてしまうくらいには。そんな貴方を僕は神様に仕立てあげた。僕は小説家である貴方が好きだった。だから、落ちぶれる貴方を赦せなかった。
才能に愛された人間は、その才能を失ったあとにどうすればいいのか。あるいは、誰かを神様に仕立ててしまった人間は、変わりゆくその人とどう向き合えばいいのか。…そんな物語を、貴方と紡ぎたい。

◼概要・条件
・女性探偵かつ24歳以上であること。
・さくさく物語を進めたいため描写は大事なシーン以外は行動さえ分かれば短-中前後でも可能。
・半で展開が相談出来る。
・媒体は帯。
・拗れRPを楽しめる。
・お別れは退室で。相性もありますので、合わないと思った時は遠慮なさらず。

◼提供/募集
提供は僕のみとなります。
募集は優遇順に探_鉱_者、占_い_師、曲_芸_師、傭_兵に加えて、その他全男性鯖鬼。
やや板違いになりますが、どうしてもという場合は貴方が納_棺_師で僕が小説家役をやるというのも可能です。
どちらにせよ属性は小説家役が左、高校生役が右で固定となります。

もし興味が湧いた方は、
・希望する組み合わせ(あれば第二希望も)
・萌えや萎え(任意)
・僕が学校から貴方のマンションに帰ってきた時の接触ロル

この4つを添えて連絡よろしくお願いします。
奇特な募集だと自覚しているので、記事を消すまではゆっくり待っています。それでは、良縁と壮健を祈って。

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