同室宣告 - ゲーム攻受募集

1 墓＿守(iV)
同室宣告
(以下、自己解釈強め注意)

こんなところに来るんじゃなかった。こんな殺戮ゲームも、目を見張るような大金も、そんなものは求めていない。でもそれがあれば、私を見る目が変わるかもしれない。
ただ、理解されたかったんだ。私は、僕は、化け物なんかじゃない。悪魔なんかじゃない。…ああ、それもこれもどれも何もかも、お前らのせいだ。お前らが勝手にレッテルを貼るからだ…！お前らには分からないだろうな！陽に憧れ怯える朝も！直に心臓を指すような後ろ指も！悪魔と呼ばれ石を投げられることも！全部全部ぜんぶ見た目で判断しやがって！クソッ、クソ…！

……違う、違う。その、すまない。死者に話しかけている時と、混同して。その。ああ、私は人と話すのが苦手なんだ、だから距離を。そう、そのくらい離れてくれ。……ありがとう。それ以上近づくな。

お前がどういう意図で、この荘園に来たのか、はたまた最初から居たのか、そんな事は知らない。知らなくてもいい。だが、ゲームに勝つためには相手を知って、連携が不可欠だと言う。確かに一理ある。連携が取れなければとんだ事故紛いもあるからな。
でもだからって同室はどうかと思うぞ…！こんな広い館なんだから一人一部屋用意しろ…！！

はぁ…クソ。疲れた。案内人という女から貰ったメモだ。確認してくれ。
『同室の確認事項』
・探偵殿が女性かつ25歳以上
・リアルタイム式の完寄りであること(無～150)
・属性不問
・過度悲愴、女々は不可
・自己解釈寛大、かつ自己解釈を持っていること
・ご都合主義であること

読んだか？私は問題ない。同室はどうかと思うがな。一生言い続けるからな。何か聞きたければあの女に聞いてくれ、何かしら返ってくるんじゃないか。

後、その女からカタログとかいう本を貰った。何でもこの中にあるもので、頼めば明日届くという。どんなシステムだ。……だからこの部屋には何もないのか。情けかは知らないが毛布ならそこに積んであった、一人一枚だ。とりあえず、何を頼むか決めるところから…じゃないな。聞き忘れたが、お前の名前は？…ああ分かったよ、私はア＿ン＿ド＿ル＿ー・ク＿レ＿ス。聖＿殿にて墓＿守をしている。

自己紹介と、明日から必要なもの。それは教えてくれないと私が困る。私に合わせず端的に答えるも好きにしろ。質問は彼女まで。ちなみに部屋の鍵は私が預かっている。スペアが欲しいなら渡す。以上だ。
2020/4/27(月)12:40
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