なまもの攻受募集

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1 グ/ル/ッ/ペ/ン
ふたりぽっち
今日も日が、昇ってしまった。くらくら揺れる視界と重たい吐き気を与える太陽は、遮光のカーテンからは覗かず、開けっ放しの窓から頭の上に住み着いた鳥の声がする。今日も、ひとりぽっちでここまできてしまった。つまるところ、話の内容とするならば、私の手から解け落ちていかないおまえひとり、気狂いの私とふたり、ちいさな、鍵のかかる筺のような部屋で、いつまでも気の済まない、泥濘を這うような、天国に突き落とされるような、痛みすら恩寵だと思えるような、そういう暮らしがしたい。そしておまえと出会うことで、まだ私にも何ごとかが可能だと映る、そのたびに、私は魔法にかけられたような気持ちになれる、その悦びで、おまえを飼い殺しにして、私の言うことを逐一、ハイ、ハイと聞かせ、ドアのない部屋を嘆くおまえに足の甲でも舐めさせてやる。私の内臓を触り引き裂きなさい、あなたの指が私の体腔を探り押し広げる痛みこそが恩寵やから。思うさま私を壊すのがいい。内臓と同じように私の脳髄を抉りなで回すおまえの骨張った指。私の身体中に刃物を突き立ててどくどくと体液が溢れるその穴に拳をねじ入れて私の中を掻き回せ、そうしたら、私は身体の中でも外でも頭の中でも外でもおまえだけを感じることができるやろう。そして私はしゃくり上げながら血の泡を吹き、よろこびに打ち震えながら死ぬんや。そうしておまえとはらわたを引きずりだしあったところで、精神を手放し次目覚めることがあれば、その出来事はもう、ただの夢になる、怖くはない。今いっとう怖いのは、いつまで待てどひとりぽっちであること。おまえの赦しを、私は請います。

条件
規約遵守者
帯使用可能者
諸々寛容である者
描写を好む者
私を許容できる者

優遇は深夜帯にも起きている人間、成る可く立ち位置左のものを探している。提供は私、グ/ル/ッ/ペ/ン・フ/ュ/ー/ラ/ー。募集は同グループの者。
…そんなものか。部屋の鍵は持参でも、要望あれば勿論こちらで支度する。おまえのなみだを拭いてやるために、まっさらのタオルを洗濯します。

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