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1 悲/鳴/嶼/行/冥
ゆく秋
晩秋の頃、何故こうも寂寥の念がこの心を苛むのか…鬼/殺の隊士たる者、感傷に浸り足を止める暇は無し…だが、秋の終わりが近付くと思いを馳せずにはいられない時がある。何故、と……恐らくは、重ねているのだろう。見えぬこの目には映ることのないものだが…日々燃えるように色付き、やがて去りゆく秋と…己が使命を全うせんが為、一心に己を高めその身を賭して逝く隊士とは…どこか似ていると、そう思う時があるのだ。

南無三…今し方感傷に浸る暇は無いと口にしておきながら、これでは後輩に示しがつかぬ…ゆく者を引き止める術は無し。ならば、その背を静かに見守るまで…遅かれ早かれ私もいずれは歩む道、別れの言葉は不要なり…

長い話をしたが、本日手空きの時間がある者…被害報告の程度も大きく、下手をすれば上/弦の鬼の関与すら予想される…危険性の高い任務へ発つお前と言葉を交わし、その背を見送るまでのひと時を共に過ごして欲しい。寄越してやれる姿は私のみとなるが、お前の姿は隊士であれば性別や階級は問わない。しかし皆等しく、任務への出発を数刻先に控えているという点のみ留意を願いたい。言葉を交わすのみ、或いは簡易な描写を交えることも可能とする…更に付け加えるとするならば、共に過ごす時間の長短も任意だ。お前の覚悟が決まったならば、胸を張りその任へ赴くと良い…

ではこれにて…障子越しの秋陽が差す畳の間、座禅を組みつつお前が訪ねに来るのを待とう。南無…


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