憂さ晴らし、(R20)

――胸糞が悪い。
窓から差す朝日も、シーツを蹴り上げる布擦れの音も、床に脚を着ける動作も。
多少ばかり上等な茶葉で淹れた紅茶も、元来地下街の住人だった俺には似合いやしねえ。
然しながら不釣り合いだと解っていて喉に流す行動も、座したソファの感触も、脚を組む動作も。
遂には見上げた天井も、家具の配置も、
――…、胸糞が悪い。


いっそ任務を理由に、巨人共の項を削ぎ落とし歩けば此の鬱憤は発散されるかも知れねえがな、…生憎、今日は非番だ。
仕方無しにエルヴィンから渡された書類に目を通しちゃ居るが。
上等な茶葉の香りが今は嫌味でしか無く、窓から差し込む朝日すら今は皮肉でしか無い。


要するに、機嫌が宜しくねえンだよ俺は。


――オイ、其処のお前。
今日一日俺の話相手か、或いは憂さ晴らしの相手をしろ。
憂さ晴らしの方法としてはお前に任せる。恋人のように接するでも、裸躍りを遣ってのけるでも、人間椅子に成るでも構わん、好きにしろ。
其の際、俺から下される鉄槌は免れねえだろうがな。
其れを覚悟の上で遣れ。
無論、鉄槌は脚だ。
てめえなンざ俺の脚だけで十分だろうよ。


条件としては、背後成人済み女。
住所はxxのみ。
描写を其れ相応に回す事が出来、句読点が打てる者。
自ツッコミ、(苦笑)等を使わない。

此れは最低条件だ。
呑めねえ奴に用は無い。…御苦労だったな、帰って良い。


>提供
リヴァイ


>募集
エレン・イェーガー
エルヴィン・スミス
ハンジ・ゾエ(♂)
ジャン・キルシュタイン


形式としては半完不問。てめえの遣り易い形を選べ。
但し、裏に流れる場合、俺は突っ込む側には成れねえから期待すンな。
誰が好き好んでクソを捻り出す場所に突っ込みてえと思――…あ?俺と直接関わりの無ェ面が一人紛れてるだ?煩え、黙れ、前へ出て右頬を差し出せ。


…扨て、此ンなモンか。
期間は今日一日寝落ち迄、…相性次第では継続も考慮しよう。
兎に角、俺に顔を見せに来い。


俺の元に来る際は、先ずは名乗れ。
次に必要だと思う事項を明記し、完希望なら描写を。
描写が思い付かねえ場合は俺の部屋に呼び出された辺りを引っ提げて逢いに来い。


以上。