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君は、弱い。(R20/転生パロ有)

逢ってすぐに判った。…──嗚呼、君だ。君なんだ、って。
僕は君をよく知っている。
君は強い。成績は常に上位を保っていた。僕は仲間として傍で見ていたから判る。君は強かった。憧れの念すら抱く程に。
…───でも、本当は違った。

僕を守る為に……簡単に命を投げ捨て、……簡単に、敵に負けた。
僕は弱い。知ってた筈だ。僕に力なんて無かった。だから、だから見捨ててくれれば良かったのに。
君は僕を見捨てる事が出来ず、僕を庇い、…果てた。

君は弱い……弱い、何て…弱いんだ。
強い癖に、弱い。……恐ろしい程に君は、優しかった。その優しさの所為で、──ッ僕の所為、で、……っ。


────そして、2000年後。
驚異である巨人が一体も存在しない平和な世界で、僕は君と再会する。


■条件
□背後成人済み女性
□サブアドxx使用
□描写80〜行動が判る程度の描写が回せる
□即レス時間帯有り(優遇)
□24時間受信可能(優遇)


■提供
□アルミン・アルレルト


■募集
□エレン・イェーガー
□ジャン・キルシュタイン


冒頭から設定についてつらつらと書き綴ってしまった事に先ず謝罪を。CPについても提供が僕だけで御免、─…でも絶対に損はさせない。誓うよ。君の貴重な時間を分け与えて貰うんだから、損はさせなくて当然の礼儀だけれど。次に設定の詳細について。


■設定
冒頭で少し説明した様に、原作の時代で君は僕を庇い戦死した。力も技術も僕より優れていた君が、巨人から僕を守っていとも簡単に命を落とした事実。それを信じたくなくて、僕は頭の中で何度も君を責め立てる。「君が弱いから、だから…!」って、本当は僕の所為だって判ってるのに。そして時は巡り、2000年後。
巨人が居ない世界(現代)の高校と言う場所で、僕は君と再会する。
入学式の後、舞い散る桜を教室から眺める君に向かって、勝手に言葉が出たんだ。
「君が弱いから、だから、」
そんな所から始めていきたい。


其方の前世の記憶については何方でも構わない。既に持っているでも良いし、追々思い出す設定でも。ただ、僕は完全に記憶を持っている状態だと言うのを許容して貰えたら嬉しい。
次に此方の感情について。原作の時代では僕は君を好いていた。勿論、恋愛の“好き”だ。2000年後の現代でも勿論、君を好いている。教室で出逢えた瞬間、本当に嬉しかった。


▼長くなった為、次頁へ。