女子高生コンクリ詰め殺人事件

中心となった少年は4人。
1988年11月。埼玉県三郷市内で帰宅途中の女子高生を脅迫。一人の少年宅の2階に監禁、強姦。
3日後、少年らはさらに2人の少年を呼んで女子高生を輪姦。異物を性器につめこむなどの虐待。
その後、昼夜の区別なく少女の体を弄び、少女が気を失うとバケツの水に頭をつけてまた強姦といったことを繰り返す。
少女が逃げ出そうとすると壮絶なリンチが加えられた。ライターの火で手を焼くなど果てしない暴力が続く。
12月。与えられる食べ物もおざなりになり、トイレにもいかせず、紙コップに排尿させられそれを飲まされる。

12月中旬。壮絶な殴打により、少女の顏の凹凸がなくなる。少女は「家に帰して」と哀願するが、自慰を強要され、さらにオロナミンCの瓶を性器に挿入させられる。
同月下旬。少女は足の火傷が化膿し動けなくなる。全身の衰弱が進む。少年たちは少女の始末の相談を始める。
1989年1月4日。監禁から41日目。「なんてったってアイドル」の曲に合わせて少年たちが次々と少女を殴る。鼻や口から出血し、血まみれとなる。一人が6キロ近くある鉄アレイを持ちだし、少女の腹の上に落とす。少女死亡。
翌日、セメントを詰めたドラム缶に死体を入れ、江東区の空き地に捨てる。

犯人の少年は当時未成年だったため、最高でも懲役20年の刑しか受けていない。主犯格以外はすでに出所している。うち一人は今年別事件で逮捕され、懲役4年が確定。