Giga2★RAnking
LMZ�SP
初めての方必読
掲示板機能説明

25 無名さん
俺が管理人さんと出会ったのは、毎日ケンカに明け暮れていた17才の頃。

ある雨の日の事だった。因縁付けてきた五人組を逆に血祭りに上げてやって、いざトドメを刺そうとした丁度その時、見ず知らずのジジイが仲裁に入ってきやがったんだ。
突然他人のケンカに割り込んできて、あまつさえ説教までかましやがるそのジジイに俺は当然の如くブチ切れて、相手が老人である事もお構いなしに全力で殴りかかった。
…次の瞬間、顔面に予期せぬ激しい衝撃を受けた俺は、立っていることすらままならず、その場にがっくりと膝を突いた。
ジジイが俺のパンチに合わせてカウンターを放った事。そして俺はその一撃で沈んでしまった事。それらを理解するのに、俺は数秒の時を要した。
生まれて初めての敗北で打ち拉がれている俺に、ジジイが手を差し伸べてきた。『お前はもっともっと強くなれる』その力強い声に導かれるまま、俺は、その手を取った。


これが俺とおやっさん(管理人さん)との出会いだ。あの時その手を握り返していなければ、今の俺はいなかっただろう。
今日の試合で東洋太平洋チャンプの座を手に入れたら、次は世界に挑戦だ。必ずうちのジムに世界チャンピオンのベルトを飾ってやるからよ。見ていてくれ、おやっさん。