38 無名さん
あにや「十月は 芋が美味しい 季節かな」
あにや「ぼんやりと 闇夜を照らす 上り月」
笹「よるまつきみにつきながむればじゅうさんや」
かいだ「ススキの穂 月照らしたる 虫の声」
うさみ「水掬い この手に月を 独り占め」
うさみ「満月と 雲を挟んで かくれんぼ」
うさみ「白障子 月の明かりで 影遊び」
みなみの「名月も お堅い剣士に 色の打ち」
鶴丸「ひとり立つ 庭に煌々 かたみづき」
鶴丸「月明かり 照らすは孤独な 修練者」
吉良「月落ちて 触れず嘯く 竹の春」
やえがす「秋蛍 彼の淡黄に 月を見る」
なおはら「お月様 うどんの真上 空いてます」
なおはら「待ち惚け 月は見飽きた はやくして」
なおはら「月見えぬ 雲追い払え ススキの穂」