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第39回新潟県高校選抜陸上・女子七種競技 〜いよいよ最終種目・女子800mへ
6種目が終わった段階での各選手の総合得点と最終種目・女子800m(タイムレース)のスタートリストが記録掲示板にて発表され、その総合得点で1位〜7位までの選手が最終の2組目、8位以下の選手は最初の1組目で走ることになった。
その1組目では、6種目終了時点で10位という佐渡高校の鈴木みき選手が1・2組を通じて種目別トップとなる2分31秒97をマークして1着フィニッシュ。惜しくも総合成績では入賞ラインには届かない総合9位となったが、自己ベストを大幅に更新(3148点獲得)して戦いを終えた。
ついでに、6種目終了時点で入賞圏内となる総合8位につけていた河田栞(長岡商1)は2分42秒46で4着フィニッシュだったが、河田に先着した3選手は最終の総合得点で河田を上回ることができなかったため、とりあえず河田暫定1位&8位以内入賞確定という状態で2組目のレース・結果を待つことになった。
いよいよ女子七種競技・800mは最終の2組目へ。
総合優勝争いにおいて9点差という総合2位・松本が前へ出ると、小野沢がこれにぴったりとマークする展開。場内アナウンスでもレース中盛んに「2人の総合得点差は僅かに9点」とアナウンスされ、観客の興味を誘っている。
総合3位争いの4位・石川も先頭集団をぴったりマーク、3位・宮田も粘っている。
残り1周、今度は小野沢が前へ出ると、松本がすかさず抜き返す。やがて宮田が集団から遅れてしまい、先頭集団は3人に。最後の直線・ホームストレートで松本・小野沢の激しい競り合いを横目に見ながら石川が2人をかわしてトップに立ち、そのままフィニッシュ。そこから1秒足らずの遅れで小野沢・松本が並ぶようにフィニッシュし、2位・3位。宮田選手は石川選手から遅れること約5秒遅れの2分36秒39で4着。
さらに、6種目終わった時点で総合7位と健闘していた村上桜ヶ丘の平山恵梨(2年)は2分54秒51で7着フィニッシュ(この種目全体でも出場12選手中の12番目)だった。
以上で女子七種競技は全日程終了。
結局6種目目までの「9点差」はひっくり返ることなく、小野沢選手の優勝、松本選手の2位が決定し、小野沢選手は新潟県高体連主催大会における県レベルでの女子七種競技「同一年度春秋連覇」を達成した。
これに続く総合3位争いは、宮田選手に先着した石川選手が800mだけで点差にして36点も縮めたが宮田選手を逆転する所までには至らず、宮田選手が3位入賞で「北信越新人大会」進出、石川選手は4位となった。
それ以下は、やり投げで総合順位を盛り返した杉本選手(新潟商2)が総合5位、松本選手同様やり投で総合順位を下げた酒井選手(三条東2)が総合6位、平山選手の800mの結果によって最後の最後で総合順位が繰り上がった河田選手が7位となり、平山選手は8位に下がったがなんとか賞状を確保した。
以上が女子七種競技、2日間の流れであった。
私個人的には松本選手に頑張ってほしかったのだが、6月の北信越高校総体陸上と同様やり投げで総合順位を下げ、勝てる試合というか勝てそうな試合で勝てなかったという感があった。
ただし、松本選手に関して北信越高校総体と違う所は、春の北信越大会ではやり投で記録なしに終わり総合2位争いから一気に脱落、しまいには800mを欠場して競技を終わらせたのに対し、
今回の「選抜大会」では、やり投記録が18m91ながら「記録を残して次へ繋げた」というところが大きかったのではないか、と感じております。これが6種目終了段階での「9点差の2位」という部分につながっているんです。
まぁ、最後の800mで小野沢選手に大差をつけられずに終わってしまったことに関しては本人もかなり悔しがっていたことと思いますが、もし松本選手が「北信越新人大会」に出場するならば、とにもかくにも「やり投」の記録向上を含めたレベルアップに着手していけばいいのではないか、と個人的には思っておりますが、みなさんはどう思われるでしょうか?
ということで、新潟下越地区同士の優勝争いで盛り上がった女子七種競技は「やり投げの小野沢美都選手」が制しております。
6種目が終わった段階での各選手の総合得点と最終種目・女子800m(タイムレース)のスタートリストが記録掲示板にて発表され、その総合得点で1位〜7位までの選手が最終の2組目、8位以下の選手は最初の1組目で走ることになった。
その1組目では、6種目終了時点で10位という佐渡高校の鈴木みき選手が1・2組を通じて種目別トップとなる2分31秒97をマークして1着フィニッシュ。惜しくも総合成績では入賞ラインには届かない総合9位となったが、自己ベストを大幅に更新(3148点獲得)して戦いを終えた。
ついでに、6種目終了時点で入賞圏内となる総合8位につけていた河田栞(長岡商1)は2分42秒46で4着フィニッシュだったが、河田に先着した3選手は最終の総合得点で河田を上回ることができなかったため、とりあえず河田暫定1位&8位以内入賞確定という状態で2組目のレース・結果を待つことになった。
いよいよ女子七種競技・800mは最終の2組目へ。
総合優勝争いにおいて9点差という総合2位・松本が前へ出ると、小野沢がこれにぴったりとマークする展開。場内アナウンスでもレース中盛んに「2人の総合得点差は僅かに9点」とアナウンスされ、観客の興味を誘っている。
総合3位争いの4位・石川も先頭集団をぴったりマーク、3位・宮田も粘っている。
残り1周、今度は小野沢が前へ出ると、松本がすかさず抜き返す。やがて宮田が集団から遅れてしまい、先頭集団は3人に。最後の直線・ホームストレートで松本・小野沢の激しい競り合いを横目に見ながら石川が2人をかわしてトップに立ち、そのままフィニッシュ。そこから1秒足らずの遅れで小野沢・松本が並ぶようにフィニッシュし、2位・3位。宮田選手は石川選手から遅れること約5秒遅れの2分36秒39で4着。
さらに、6種目終わった時点で総合7位と健闘していた村上桜ヶ丘の平山恵梨(2年)は2分54秒51で7着フィニッシュ(この種目全体でも出場12選手中の12番目)だった。
以上で女子七種競技は全日程終了。
結局6種目目までの「9点差」はひっくり返ることなく、小野沢選手の優勝、松本選手の2位が決定し、小野沢選手は新潟県高体連主催大会における県レベルでの女子七種競技「同一年度春秋連覇」を達成した。
これに続く総合3位争いは、宮田選手に先着した石川選手が800mだけで点差にして36点も縮めたが宮田選手を逆転する所までには至らず、宮田選手が3位入賞で「北信越新人大会」進出、石川選手は4位となった。
それ以下は、やり投げで総合順位を盛り返した杉本選手(新潟商2)が総合5位、松本選手同様やり投で総合順位を下げた酒井選手(三条東2)が総合6位、平山選手の800mの結果によって最後の最後で総合順位が繰り上がった河田選手が7位となり、平山選手は8位に下がったがなんとか賞状を確保した。
以上が女子七種競技、2日間の流れであった。
私個人的には松本選手に頑張ってほしかったのだが、6月の北信越高校総体陸上と同様やり投げで総合順位を下げ、勝てる試合というか勝てそうな試合で勝てなかったという感があった。
ただし、松本選手に関して北信越高校総体と違う所は、春の北信越大会ではやり投で記録なしに終わり総合2位争いから一気に脱落、しまいには800mを欠場して競技を終わらせたのに対し、
今回の「選抜大会」では、やり投記録が18m91ながら「記録を残して次へ繋げた」というところが大きかったのではないか、と感じております。これが6種目終了段階での「9点差の2位」という部分につながっているんです。
まぁ、最後の800mで小野沢選手に大差をつけられずに終わってしまったことに関しては本人もかなり悔しがっていたことと思いますが、もし松本選手が「北信越新人大会」に出場するならば、とにもかくにも「やり投」の記録向上を含めたレベルアップに着手していけばいいのではないか、と個人的には思っておりますが、みなさんはどう思われるでしょうか?
ということで、新潟下越地区同士の優勝争いで盛り上がった女子七種競技は「やり投げの小野沢美都選手」が制しております。