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68 マスコミの体質
少々話が長くなるが、我慢して聞いて欲しい。数年前、元週刊誌記者だったという人物の講演を聞いた。その元記者はマスコミというのは営利のためなら事実を歪めて報道するということを自らの体験を通じた大変興味深い講演だった。その例として森進一の過去の裁判の話をした。だいぶ前に、ある週刊誌が森進一の女性問題を報道した時、森進一は名誉毀損で、その出版社を訴えたという裁判の話だった。その元記者は当時新米で先輩記者に連れられてその裁判を傍聴したというのだ。その裁判の模様を自分の週刊誌に記事にしようとした時、森進一の所属するプロダクションから圧力がかかったというのであった。どういう圧力かというと「もしヘタな記事を書いたら、もう今後オタクの取材は一切受けない」というものだった。そしてその週刊誌は仕方なく記事の内容を森進一に有利になるように変更したというのだ。具体的にどういう風に変更したかというと、森進一の裁判での表情を「恐怖で震え青ざめた表情」だったものが「怒りに震えた表情」と、「重い足取りで証言台に立った」を「満を辞して証言台に立った」と。このように全く正反対の記事になったというのであった。営利に絡んだ圧力に表情に弱く、情報を操作され易いのが旧態依然としたマスコミの体質という話であった。その最たる週刊誌が「週刊新潮」と「週刊文春」であると言っていた。この時私は特に週刊誌の報道は信用できないと痛感した。