70 無名さん
塩と手を繋いで夕暮れが沈むのを一緒に眺めたい
どこからともなく家庭用花火の焦げた臭いが鼻をついて、もうそんな時間かって我に返ると見計らったように塩が「帰りましょうか」ってにこっと小さく笑う
そんな日々が自分には絶対訪れないから悲しい