私が参加したのは2500ﾚｽ目ぐらいですが。
そこの家は父親の母親に対するＤＶが酷かったらしいんです。
後で分かったんですが、父親は独立するまで実兄に暴力を振るわれていたらしいです。
息子さんも父親から暴力受けていたみたいですが、母親に対するものは次元が違うものでした。
原因は多分母親のほうが聡明で社会性にも富んでいたので妬みがあったのではないかと息子さんは分析しています。
息子さんの物心ついてから思い出にある両親の姿は、狂気に憑依された父親と命の危険に怯える母親なんです。

それでも周りの人が差し延べた救いの手によってなんとか離婚できたんです。
息子さんは13歳、母親は37歳の時でした。
でも母親の自尊心はｽﾞﾀｽﾞﾀになり、おまけに妹さんもいたんですが、子供2人を抱え生きていかなくてはならず前途多難でした。
寂しいというより何か助けを求めていたのでしょうけれど、息子さんの誕生日の夜、母親からの求めで結ばれてしまいます。
それからこの二人は本能の赴くまま肉愛に溺れていきます。妹さんが隣の部屋に居ても歯止めは効きませんでした。

避妊の措置はどうしていたのかわかりません。
息子さんは学校も休みがちになり、一日に5〜7回は母親と体を合わせていたといいます。
息子さんは勉学も友情も恋愛も棄てて、青春時代の全てを母親との性愛に賭けました。
ﾚｽ者にたくさん叩かれていましたが、息子さんが考えた最良の親孝行という位置づけだけでなく、ﾄﾗｳﾏとして残ってしまった父親の狂気のﾌﾗｯｼｭﾊﾞｯｸに耐えがたくなり強い快感で紛らそうとしていたところもあったようです。

母親のほうはというと見事に変身を遂げ、一人の女として自信を取り戻し、いい仕事も見つかり社会的な立場も大きくなっていきました。
だから母親の相姦依存症は重症的になる一方でした。
この関係にﾋﾟﾘｵﾄﾞを打たせるべく妹さんも努力しました。
兄と母親の二人きりの時間を物理的に少なくして徹底して妨害を始めます。しかし大人の母親にいつも阻まれてしまいます。
妹の闘いとかみて息子さんはやっと自分の愚かさに目醒めます。
自分には性感以外は感受性がなく人と共鳴することができなく、何をする気力もない。

ふつうの会話で使われる言葉さえ忘れていく、なぜそこにいるのかも分からなくなっています。
息子さんはやっと母親から離れる決心をし妹さんの人脈にも頼り勉強して大学に入り一人暮らしを始めます。
しかし母親はそれが妹さんからでなく自分から離れるための方策と見破るや、妹さんにさえ教えてないﾏﾝｼｮﾝを借り軟禁状態でｾｯｸｽ漬けにしようとします。息子さんはまたｽﾞﾙｽﾞﾙと元の生活に戻ろうとしては、ﾚｽ者に引き留められます。

その頃ﾚｽ者は、息子さんの不甲斐ない生き方を罵倒する男性を中心とする派と、母親の性的虐待を罵倒する女性を中心とする派に大きく二分されていました。しかし、所詮息子さんとは人生の交差点をもたないﾚｽ者たち。次なる展開を期待するあまり息子さんが設定した自主的な立ち直りｽﾋﾟｰﾄﾞを無視したﾚｽが立ち並び息子さんの意向で3000ﾚｽぐらい続いたｽﾚは閉鎖･削除されました。
ただ母親が妹さんに殺意を抱き始めているみたいのがとてもｼｮｯｸだと最後に言い残していきました。