1 エルヴィン・スミス

甘ったれ

一晩から一週間。一週間から永遠に。
募る想いは軽い気持ちを重くさせる。
迷惑じゃないか、苦しくないか、めんどうになっていないか…お前を愛しく思うほどに、段々と不安になる。

俺はお前に心底惚れているよ。
今も昔もお前しか見ていない。
…ああ、早く触れたい。

自らを甘ったれだという私だけの愛しいリヴァイへ…今日もお前を愛してる。
10 リヴァイ
時々、どうしようもなく自分の気持ちを伝えたくて仕方無くなる。押し付けがましいと理解していながらも。つい。
11 リヴァイ
間の空いた俺からの鳩に必ず返事をくれるお前の心の広さに甘えて、随分と放置しちまったこの場所にもまた言葉を重ねる。
いつだってそうだ。お前が全部許すから。ぐずぐずに甘やかすから。だから、どうしてもお前から離れられない。どうしてくれるんだ馬鹿野郎。
なぁ。寂しい想いもさせただろう。支えるも糞もあったもんじゃねぇよな。これでも恋人って言えんのか。不安になって何度も問う。から。何度でも答えて欲しい。
…ただただ待っていてくれる。優しさ、包容力の塊みてぇなお前が、…今でも。
12 エルヴィン・スミス
慣れだろうか…寂しいと思うことは減った。
これを一般的には気持ちが離れたというのかもしれないが、そうじゃない。
彼は帰ってくる。
一ヶ月丸々時間が空いたとしても、リヴァイは必ず私の元へ帰ってくる。
寂しい、時間が空いた、会いたくなった…理由はなんだっていい。私は彼の止まり木であることをとても嬉しく思っている。
だから、いつでも帰っておいで。そのかわり土産話の一つでも聞かせてくれ。
13 リヴァイ
この先お前が何らかのアクションを起こしてこねぇ限り、俺からはもう何も送らない。この記事を上げちまうのは正直気が引けるが俺は俺の出来る限りの事をしておきたい。なぁエルヴィンよ。そんなに俺が嫌いになっちまったのか。
白紙でも。日記の更新でも。とにかく何か、何か確証が欲しい。ただ待ってるだけっつーのは…、どうにも、息が詰まる。