1 リヴァイ

俺によく似たお前に宛てる

俺とお前とのやり取りが始まって一月と少し。
一週間の期限つきの恋人ごっこが無期限の恋仲となって、今日で一月だ。
早いもんだな…妙に気が合うというか、似通った所が多い。
お互い恋愛っつーもんがご無沙汰で、バカみてぇな話ばかりでなかなか発展はしねぇけど。それでも俺にはお前しかいねぇと思っているし、お前もそうであって欲しいと願っている。

訳あって連絡出来なかった俺を、また受け入れてくれた事に多大な感謝と礼を。
人の温かさを教えてくれ、寄り添う事で得られる幸せを与えてくれるお前には、無期限で、俺が持てるすべてでそれを返そう。
預かったお前の心臓を手放す気はないし、お前に預けた俺の心臓は今更返されても戻す場所もない。

願わくば、この関係が、心臓が末長く続き脈打つ事を。


なんて、お前の姿を借りて言葉を残したのは照れ隠しだ。
それと俺は言葉が上手くない。もしこれを見つけたのなら雰囲気で読み取れ。
8 リヴァイ
四ヶ月。クソ暑くて枯れかけていた季節と一転、クソ寒い季節となった。
季節は真逆になろうと気持ちは変わらず前を向いたままだ。
回り道をしようが足場が困難だろうが、この先も変わらずお前と寄り添い歩んで行きたい。

一人の力ではなかなか枯らさぬよう維持するのは難しい。
共に手を掛けていこう、どちらの花も。


クソガキ不足のおっさんより
9 リヴァイ
お前と出会って五回目の記念日。
毎日共に過ごすことが定着して五ヶ月。
改めて振り返るといつもと違う驚きを感じる。
もうそんなに経つんだな…そりゃあ毎日の生活にお前という存在が欠かせなくなる訳だ。
それに加え、隣に立つのはお前しかいないということを日々思い知らされる。
直接伝えもしたが、こんな俺と飽きもせず愛想も尽かさず隣にいてくれることに感謝を。

どれだけ言っても足りないしこの二文字に収めるのも難しいが、今までも今もこの先もお前が好きだ。
ここで伝え切れねぇ分はまた直接。


平和で間抜けなクソガキへ。
10 エレン・イェーガー
五回目の記念日。
なんだかんだとあなたとこの日を迎えるのが、祝えるのが、毎日を過ごすのが。もう当たり前なんです。そう組み込まれてしまったんですよ、オレとあなたの生活に。
だから約束なんてしなくてもあなたと過ごす毎日はこれからも続くし、あなたと祝う記念日もこれから先何度でも訪れる。

大好きで大切で愛している人。
オレはあなたとの時間に幸せを感じ満たされています。あなたも同じならいい。これから先も、ずっと、ずっと。

平和ボケした間抜けで酔っ払いのクソガキより。
11 リヴァイ
あの夏の枯れかけていた日から、お前と迎える日々が今日で半年となった。
単純だが、一年の半分を共に過ごしたということか。
それだけでも随分と感慨深いもんだな。
これまで毎月この日を迎えて味わってきたのとはまた違う感覚だ。

先月お前が言っていたように、互いが組み込まれたこの当たり前の生活に幸せを覚える。
もうお前なしでは俺の生活は成り立たないらしい。
ジジイになっても笑い合える生活を積み重ねていきたい。

願わずとも結果は得られているが、これからも変わらず俺の瞳にはお前を、お前の瞳には俺が映り続けることを。

お前の幸せは俺が護っていく。
愛してる。


目出度いついでにネコ科も会得して欲しいと願うおっさんよりバカ犬へ。