1 エレン・イェーガー

お元気で

兵長の膝の上に乗るの好きでした。
髪を拭いてくれる優しい所も、沢山好きな所を上げてくれるのも大好きでした。

何度もオレに会いに来てくれた事感謝してます。
何度も消えたオレを待ってた事忘れません。

今も待ってる姿に後ろ髪引かれますが、もうあの場所へ戻ることはありません。

オレなんかに縛られず自由に生きて下さい。

大好きでした。お幸せに。
5 リヴァイ
本当はもっと伝えたいことがある。
信じていつまでも待つのを許してくれ。
6 リヴァイ
またお前の腕のなかで眠りたい。
俺の言うことに驚いたり喜んだりしてほしい。
笑ってほしい。
好きじゃなくてもいい、そばにいたかった。
7 エレン・イェーガー
日記読めなくなって残念です。

折角確保して頂いてた所を埋められず兵長にスネられたのも懐かしいです。

オレの事待つより兵長だけに時間を割いてくれる一途な人を探す方がいいと思います。
兵長といて窮屈だと感じてしまうオレは兵長に相応しくありません。

側にいるのも嫌になってしまったオレに何を期待しているのか正直分かりません。
早く目を覚まして下さい。
兵長は魅力的な人でモテるからきっと密かに想ってる人いると思います。
その人の想いに気づいてあげて欲しいです。
8 リヴァイ
日記は、お前が読んで最悪だ、気分が悪いと言って鍵をつけろと言ったからつけた。本当はまだ確保と書いてあるままの場所がいつか埋められるんじゃないかと少しでも期待して鍵をつけないでいたかったが、読んで気分が悪くなる日記になにか書いてくれるとは思えずに諦めて、お前の希望通りにさせてもらった。

お前のことを信じられなくなった時に一か月分の日記をこっそり書いてくれて本当に嬉しかった。お前の言葉が好きだった。

俺は俺だけに時間を割いてくれる一途な奴が好きなんじゃない。お前だから好きになった。相応しいかどうかは俺が決めることだ。

疎ましく思われているのは自覚している。夢を見ていた訳でもない。俺にとっては全部現実で本当だった。

お世辞か。俺はちっとも魅力的なんかじゃねぇ。お前が一番よくわかってるだろ。
例え密かに想ってくれている奴がいたとしてももう俺は何も感じなくなっちまった。
雪の降る帰り道、帰って一息ついたとき、お前の音を思い出す。一年前は幸せだった。

お前との思い出で生きていける。