1 ミカサ・アッカーマン

半券も残らずに…

貴方の言葉が見れなくなるのは悲しい。因果応報と貴方は言うけど、報いを受けているのは貴方じゃあない。貴方の言葉を楽しみにしていた、みんな。みんな、貴方が大好き。だから淋しい。
せめて戒めとして消さずにさらしてしまっていればいいのに、なんて痴がましい事まで思ってしまった。謝るぐらいなら今までみたいに笑顔を向けてほしかった。このままじゃこの気持ちは行き場を失ってチビたちに向きそう。それも悲しいかもしれない。続く連鎖。
けじめのためなら逃げないでほしかった。残念ながら私には止められないけれど。
(吐き出さずにはいられなかった。ごめんなさい…)
2 ミカサ・アッカーマン
期日を破っての消失。心臓に孔が開いたよう。でも、貴方は一人じゃあない。見えなくても重ねてゆく、ので私は淋しいけど背中を向けよう。壁の中で幸せに。これから何所に行こう。これから?独りぼっちは?私も始めるべきだろうか…