悪友と呼べるような軽さで

探してんのは調査兵団から団長のエルヴィン・スミスと分隊長、ハンジ・ゾエ。憲兵団師団長のナイル・ドークの三人。
あとはこっちに控えてやがるクソガ…エレンが同じ104期生を探してる。
別段優遇も冷遇もねえからお前のやりやすい姿で顔を見せに来い。

色気のある会話よりは馬鹿らしい猥談を。
もどかしい触れ合いよりは小突き合いが出来るような軽さが好ましい。

昼間の蒸し暑さが嘘みたいに涼しい夜だ、散歩に出てみりゃやたらと月が綺麗に見える。
接触は俺が一人で月を眺めてるところに偶然通りがかったお前が話しかけるところから。遣り取りの終わりはどちらかがその場を去った所にするが、長くても一週間と見てくれりゃいい。

毎日毎日、忙しない時間を過ごすだけで空を眺める余裕なんぞなかったろう。たまに、のんびり身のねえ話に興じるのもいいんじゃねえか。

(サブアド使用、ロル形態・文字数不問、初回文は簡単な挨拶と接触ロルで)