エレンよ。

田に水の張る季節になったな。その所為で夜は蛙の合唱が喧しい。
この辺りは農地も近い。だからか、近頃一気に喧しくなって俺は寝不足の日々を過ごしている。

そこで上官命令だ。地下室のカビ臭さはこの際我慢出来る、この部屋は湿気はすげぇが外の音が届かないところが利点だ。お前の寝台をしばらくの間俺に貸せ。異論はないな、よし。ならお前は上の階にある好きな部屋を好きに使っていい。俺の寝室以外で。

と、夜中唐突に枕持参でお前の部屋に訪れた俺に、馬鹿言うなと突っ込むなり狸寝入りをかますなり説教を垂れるなり、従順にベッドを明け渡すなり、どんな対応でもいい、お前の反応を楽しみたい。

基本的にギャグ寄りだ、どんどん噛み付いてきても別に怒りゃしねぇ。手より足が先に出る、でも一番先に口が出るから負けん気の強いやつの方が楽しめるだろうな。従順な良い子には甘くなる。飴玉欲しけりゃいい子にしてろ。

サブアド推奨(種類不問)
描写長短不問
期間は眠りに就くorどちらかが部屋を出るまで
途中で飽きても白紙は不要

条件はこんなもんだ。
寝所に就く前の他愛ない会話、もしくはくだらない口喧嘩に付き合ってやろうっつークソガキは夜中に唐突にベッドを明け渡せと言われた反応を描写で送って来い。挨拶その他面倒なら省いていい。今日から三日程度、春雨にまみれて一層元気いっぱいな蛙どもの合唱に辟易しながらお前を待つ。