何をしてくれても良いから、

隣にいて、と言ったら君はどんな反応を示すのだろうか。
おや、…気を悪くしたかな、それとも顔を赤くしたのだろうか。残念ながらそういう色っぽい流れにはならないだろう。頼まれても掘る事も掘られる事もノーサンキューの私だ。何故って、団長の体はみんなのもの、みんなのものは私のもの、つまり私のもの…面倒だな。ブツブツ独り言を深夜に喋っていると変態と思われそうだ、それは嫌なのでさっさと話に行こう。

眠気が木の陰から窺って来ている私とやらない…か、しりとりを。
しりとりで無くても良いんだよ。こう見えてネクラなのでね、怖い話とセックス以外なら何でも受け付けよう。エルヴィン嫌なのっ、初めては好きな人とがいいっ!!……と言うのは半分嘘だが、真面目な話でも良い。静かに過ごしたいならそれでもね。信じられないだろうが私の元々の分野はシリアスだ。
他にビッチ担当のリヴァイも控えている、清楚な私かどっちが良いかなんて歴然だろう?
君の方は済まないがホモ以外は帰ってくれないか、という訳で女子は今回済まない。女性がこんな時間に男の部屋に来てはいけない、女子会は昼に開くものだ。

では。尻穴…間違えた。扉を開いてくれる者は適当な話題を添えて連絡しておいで。
こんな時間に一人で喚く寂しい男の相手が捕まる事を願って酒でも飲んでいるよ。
私が気持ち悪過ぎたのか、誰も来てくれなかったので昨夜は一人酒を開いて居た次第だが…如何やら、設定ミスで寸止めされて居たようだ。
自分にがんばれスミス、負けるなエルヴィン、とラブコールを送った鳩さえ来ないとはどういう…。もし送ってくれて居た子が居たら実に済まない事をしたね、この場で詫びておくよ。
そんな訳で、可哀想な私がまた一人で酒盛り予定だ。
君の持て余して居るフラストレーションを私にぶつけて来なさい。躱すが、怖い話でも何でも良い。
では…奇特なリスナーからの応援のおたよりを待って居るよ。