隻腕の相棒

昨日、長時間相手をしてくれた俺の唯一の相棒、エルヴィンへ宛てる。

改めて、昨日の長時間の相手を感謝を。
巨人のいない世界でお前と共にゆっくり過ごすのは、心地よかった。そこが調査兵団内であろうとなかろうと、俺が望んだ場所だからな。
願わくば、またお前と共に過ごしたい。勿論これは俺の我儘だ。気が向かねえなら断ればいい。だが、もしチャンスを貰えるならどんな手段でもいい、反応してくれ。
一応鳩も置いておく。気が向かねえ場合は無視で構わねえからな。

早い反応に礼を言う。
必要な要件から先に。今日は書類が片付きそうに無いので、28日の21時半からで構わないだろうか。残念ながら日曜のお前が挙げてくれた時間帯は身動きが取れない可能性が高いのでな。
場所はその時に空いている所を指定してくれれば良い。


何かやらかしそう、とは心外だな。回数をこなせば多少は技術の向上も目指せるだろう。

庭の草木は前回よりもう少しずつ範囲を広げて刈り進めている。
日当たりも良いし、野菜でも育ててみるのも良いかもしれないな。

俺の方こそ、返答に礼を。
了解した、それじゃあ28日に。木曜と土曜も空いてはいるが…時間が少し不定な所だ。
もし、木か土でも手が空けるようなら、声をかけてくれ。ただ無理にって訳じゃねえから、そこは気にすんなよ。

そりゃお前は要領いいから上達すりゃ上手くなるだろうが…適材適所って言うだろ。お前の右腕は俺だ、俺に少しは頼れ。

いつの間に始めてんだよ…俺も手伝うから、無理すんじゃねえぞ。面倒な部分は俺に回せ。
野菜を育てるのはいいかもな。今度買い出しに行ったら種でも買うか。
一応鳩を置いておく。もしこっちが面倒であれば使ってくれ。

なかなかここに来る時間が取れずすまないな。
約束の時間には何とか間に合わせる予定だ。
その頃にまた見に来る事にしておく。


十分お前には頼っている。少し何もかも任せ過ぎているんじゃないかと考えているくらいだ。

野菜は…そうだな、お前の好きな物を育てようか。その方が遣り甲斐も増すだろう。何を買うか考えておくといい。

俺の方が遅れて悪い。
野菜の種を選んでたら遅れちまった…エルヴィンの方は大丈夫か？
とりあえず、待合茶のfree104に先に入っている。お前も大丈夫なようなら、来てくれるか。