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1 エルヴィン・スミス

足裏マッサージ

先ほどまでroomLで語らったリヴァイに、酒とマッサージの礼をかねて筆を取った。
一応他の鍵を挙げておくと、

・あまりの優しさの大盤振る舞いに、明日は雪が降るか槍が降るか
・老後の中年太りも二人でいれば怖くない

といったところか。
私はしばらく此処を離れる予定だったのだが、その前に君へ、感謝の気持ちを残しておきたかった。
おやすみリヴァイ、よい夢を。
まさかお前から別れた直後に言葉を残されているとは思わず、気付くのが遅れちまったな。
取り敢えず鍵だ。

・今日は気分がいい
・棺を満たすより涙の河を渡る

…お前が肥えて禿げた豚野郎になってもモテんのか、って話をした覚えもある。
此処離れてる間に油断して肥えるなよ、エルヴィンよ。もし戻って来る予定があるなら、また会う事もあるだろう。
その時はまたマッサージでもしてやろう。感謝のあまりチビりやがれ。
お前こそゆっくり休めたか?楽しかったぜ。また、いつかな。
反応を返してくれて嬉しいよ、リヴァイ。
せっかくなので私の方の連絡先も残しておく。
楽しい時間をありがとう。では、またいつか。