嘘と捧げる相手

宿で話していたお前に宛てる。

・11月10日深夜未明より、先ほどまで
・roomJ
・資金調達
・嘘
・巧みな話術


これらで分かると思うが敢えて名前は出さないで置く、少し弾かれてしまい戻るもすれ違いになってしまったようだ。
待たせてしまった形になったことを詫びたく、直ぐに筆を取らせてもらった。
深夜にすまなかったな。

返事は期待していない、目を通して貰えればそれでいい。
お相手感謝する。

まさか置き手紙があるとはな…わざわざありがとう、ナイル。

先ずは鍵を。

・巡り巡って人類の為
・腰
・バレたら君と寝た事に

さて…改めて昨夜は相手に感謝だ。
弾かれていたとはつゆ知らず、お前の肩を借り一足先に眠ってしまった…すまない、早とちりだったようだね。

胡散臭い顔をしておいて、お前は随分と人情深い男だな…憲兵というのは皆腐ってしまったのかと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
…お前に叱咤され、少し目が覚めたよ。

もしもまた縁が繋がるのなら…昨夜の礼くらいはさせてくれ。
無論無理強いはしない、一期一会派ならば気にせず流してくれ。

せっかく王都に来たしな、上手い酒くらいは奢ってやるさ。

では、お前の肩をもう暫く借りて…昼寝でもしつつ気長に返事を待つよ。

一夜を共にしていた、とは言えと告げたが寝たことにと発言はしていないぞエルヴィン。お前の頭まで腐れきった貴族に感化されたか。
胡散臭い顔は余計だ、お前のためだけではない。俺のためでもある、お前が今団を止めて誰が後を継ぐ。

酒はそれほど強くない、が偶にはお前に贅沢をさせるのは悪くないと思い返信をしているが…明日からまた暫く忙しくなってな。
今日なら22時頃までなら手が空いているが、近々過ぎる故に逢瀬は厳しいだろうな。

此処への書き込みも普段は使わぬ故、どう書いていいものかも暫し思案したが。

昼寝もゆっくりしていろ、肩は貸しといてやる。いつかまた巡り会えた際は相手を願う。