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僕が褒めたら照れたサシャへ。

早朝から任務があったのに、昨夜は遅くまで付き合ってくれて有り難う。
君と沢山の言葉を交わせて、とても楽しかったよ。
言った通り住所を残しに来たから、君の気が向いた時にでも鳩を向かわせてくれると嬉しい。
宿の指定は君に任せるよ。僕は一通り揃えてあるから、多分…合わせられる筈だ。

因みに今は僕だけど、君の元には後に連れて来た彼から返事を書かせるつもりだから…その、君も扱い易い姿で来て欲しい。

あ、一応鍵は……えっと、そうだな、懐に仕舞い込んだティッシュと投げ返したアレと転がった芋…で分かってくれるかな。

それじゃあ、君からの連絡を待ってるよ。