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Kaoru一時間目〜職員室〜

「せんせい…」
薫の華奢な身体がきしむような音がする。
もう誰もいなくなった学校の職員室前の廊下で、薫は全裸で四つん這いになっていた。
尻の奥を舐められ、そしてこのシチュエーションすべてにおびえ悲鳴を上げる。
「いやだっ、やめてよせんせい…やだよぅ」
息も絶え絶えに必死に叫んだが、広い静かな校舎に響くばかりで助けに来るような人の気配がしない。
これはもちろん当たり前のこと。日は沈み、生徒も先生さえも下校してしまった後なのだから。
絶望と恐怖の中でただピチャピチャと舐める音だけが聞こえる。
先生の舌が、薫のかわいいヒダを何度も何度も円を書くように舐める。
舐めすぎて、唾液が大きく開いた足の内側を伝う。
薫の担任で27歳の男は、舌先で穴をつつきながら侵入させていった。
身体の内側にやわらかい生ものの感覚。
「はぁはぁはぁ」
薫は自分の小さな入り口にある先生の舌先を感じていた。
前からは汁がまた出てくる。
あそこが少し硬くなってくるのがわかる。
先生は舌を離し自分の唾液があふれている薫の蕾に一本指をはめ込む。
「はぅぅっ」
ピクンと薫の細い身体が波打つ。
「いたいっ、せんせい何したの?」
先生は無視して第一間接を曲げた。
「くぅ」
そして根元まで入れてかき回す。
「いやぁ」
泣いて振り乱しながら薫が懇願する。
「やめて、やめてよー」
涙がいくつも頬をつたった。
そしてもう一本。
容赦なく二本でかき回される。
「いやっ、いやだよう。やめてせんせいっ」
まだ幼い少年のそこを強引に犯していく。
最初に反応したのは僕のあそこだった。
「んっ!」
ぼくのおちんちんが、みるみる反り返ってる!
唾液でテカテカになったお尻は、ハチミツを塗ってくれてうれしがっている。
「せん…せい、ボク…」
2
ぼくは喘いだ。甘い声で。
薫のおちんちんはよだれを垂らしながら、ヒクヒク動いている。
でも、ぼくはどうすればいいのかわからなかった。
今にも噴射しそうなのに。
「あっっ…んっ、ふうっ」
なにかわからない気持ちよさに振り乱した薫の身体が、少しよろめく。
拍子にお尻が下がり、先生の指が内側を擦った。
「はんっ!」
気持ちいい!
薫はわかってしまう。
どうすれば、もっと変な気分になれるか。
薫はじわじわと足を広げ、恐々お尻を動かしてみる。
先生には気づかれない様に、縦に横に。
「んふっ」
やっぱり気持ちいいよぉ。
でも…。
「せんせいっ、どうしてこんなことするの?」
頭上から先生の声がする。
「薫の下の口がね…」
「ボクの下の口?ってどこ?…せんせい」
知らず知らずのうちにお尻を上へ上へと突き出していく。
ぐちゅぐちゅぐちゅ。
先生がかき回しているのがわかる。
どうしてこんなに気持ちいんだろう。
「!!」
瞬間、挿しこまれていた指が抜ける。
そして先生は、ぼくの前でぬれている二本の指をしゃぶりまわり言った。
「薫の下の口、どこにあるか当ててみなよ」
薫は熱い二箇所をもてあまして尋ねる。
「当てたらどうするの?先生は?」
彼はいきなり立ち上がり、
「これは二人だけの秘密だ。絶対に喋っちゃだめだよ」
教師独特の怖い声で言い放ち、あっという間に立ち去った。

薫は先生がなぜいきなり帰ってしまったのか、訳がわからず涙ぐむ。
薫はおずおずと四つん這いになって大きく足を広げ、お尻を突き上げる。
指を尻に持って行き、先生の指が入っていたところを弄る。
湿っているところがある。もう乾き始めてるけど。
先生に指を入れられていた時のことを思い出す。
「………」
なんか、すごく気持ちよかった。
「んっ」
薫の中心がまた立ち上がるような感覚。
どうしちゃったんだろう。
ぼく。今何もされてないのに。
「ふうぅん」
ぐんぐん硬くなってきっちゃった。
熱い…。
薫のおちんちんは限界がきている。
にもかかわらず、どうすればいいのかわからなかったため、
「はぁっはぁっ、くっ、はあぁ」
耐えられない快感に巻き込まれる。
じんじん痛むそれに手を伸ばす。
指先が触れただけで、どうしようもない気分になった。
そして、大胆に触れたとき、
「はううぅっー!!」
噴射。
驚いて手を離してしまったために、薫の精液を自分の身体や廊下に撒き散らしてしまった。
初めての強烈な快感にぐったりとしていた薫は、顔に付いた白い液をぬぐうとそれをペロリと舐めた。
何…これ?
わからないけど、ものすごくいやらしいことをしている自覚が沸いてくる。
羞恥心と後悔とが混合して流れ込んでくる。
薫は焦りながら廊下に落ちているものをふき取り、素早く身を整えると逃げるように学校を去った。
3
家に帰ると、両親はまだ帰宅していなかったのでそのまま自分の部屋にこもった。
ドサとベッドに倒れこむ。
さっきのなんだったんだろう。
知りたいけど友達に言うのが恥ずかしいような気がして、誰にも言えないよ。
先生も言うなって言ってたし。
薫の下の口…
先生の言葉がよぎる。
ぼくの下のお口?
固唾を呑み、ズボンを下着ごと下ろす。
まだ下半身が湿っているような気がする。
そっとお尻に指を這わせていく。
ここ。
今日先生にいじられた部分の入り口を触る。
ここがぼくの下の口…。
先生の指を食べるところなのかな?
力を入れて押してみる。
「つっ」
痛みが走る。
先生のときは痛くなかったのに。
そっか、先生は入れる前に舐めてた。
こんなとこ…。
先生の唾液が中にまだ付いてるかなぁ?
ドクン。
またあそこが熱くなって、血管が波打つ。
ぼくは怖くなって、そのまま眠ってしまった。

一時間目終了