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Kaoru二時間目〜図書室〜

「失礼します。先生?」
ぼくは次の日の放課後、図書室に向かった。
先生が一人で、本の整理をしていることをぼくは知っていたから。
整理のために一週間は、立ち入り禁止になっていることも。
今日から衣替えした詰襟の冬服をきちんと調え、少しだけ戸を開けて滑り込むように入る。
「薫…くん、どうしたの?」
かわいい来客に、先生が笑顔で答えてくれる。
ぼくは背中でそっと戸を閉める。
「せんせい、ぼくわかったの。どこにぼくの…下の…」
「わかったのかい?」
先生に優しく尋ねられる。
ぼくは頬を赤らめて頷いた。
「ねぇせんせい、ぼくが本当に合っているか見てくれない?」
先生は嬉しそうに笑って、
「喜んで」
と言ってくれた。
そしてぼくをお姫様抱っこして、大きな机の上に乗せたんだ。
とってもびっくりしたけど、先生に抱っこしてもらって嬉しかった。
ぼくは机の上で体育座りをする。
「ここなら、薫くんがよく見えそうだ。」
そう言って、ほっぺにキスされる。
おかえしにぼくも先生にキスしようと首を伸ばすが、座っているので先生の顔に届かない。
机の上に立ったら起こられるかな?
どうしようか悩んでいると、
「薫はとってもかわいいね。我慢できないくらい」
先生の大きな両手が降ってきて、ぼくの頬を包み込む。
頬を撫でられながら、唇にキスされる。
そして、自然に開いたぼくの口の中に先生の舌を入れられる。
やわらかい大きい舌がぼくの小さな口腔を占拠していく。
「ふっ…ん…」
もっと奥に入ってきて、舌を絡めとられた。
口を塞がれて苦しい…でも胸が締め付けられるほど、気持ちがよくなってくる。
ぼくは口の端からよだれをたくさんこぼして、あごをベトベトにしてしまった。
頭がぼうっとする。
やっと開放されると、ぼくはそのまま先生の胸にもたれかかった。
「はぁ…はぁ…」
先生の服にしがみついて、急いで呼吸を整える。
今ここでどうしても先生に言いたいことがあったから。
「せん…せいっ」
「ん?気持ちよかった?」
背中を優しく撫でられながら素直にうなずく。
「ふふっ、でも少し激しすぎたみたい」
顔を上げると、ぼくのあごや口周りに流れた唾液を先生が舐めとっていく。
くすぐったいのを我慢しながらしゃべりかける。
勇気を持って言わなくちゃ。
「あのね」
ぼくの気持ち。勇気を振り絞って言うよ。
「ぼく、せんせいのこと、すきなの」
2
やっと言えた!
ずっと言いたかったけど、恥ずかしくて怖くって隠していたこと。
先生はかっこよくて優しくて人気があって、みんなと隔たり無く仲良しだから、ぼくのことなんか特別に思うわけないってわかってたから。
でも昨日あんなことされて、先生のことがわからなくなった。ぼくのことをどんなふうに思ってるのかとか、なんであんなことしたのかなとか。
考えたけど答えはぼくにはわかんない、先生に聞いてみなくちゃわかんない。だから告白しようって思ったんだ。そしてぼくのことをずっと見ていて欲しくて我慢できなくなったんだ。
ぼくは先生の特別になりたい。
先生はどう思ってるんだろう?
顔が熱い。
先生は僕の唾液をきれいに舐めおえた後、鼻を擦り合わせてくる。
こんな間近で見つめられたら恥ずかしくて顔見れないよ。
たまらず目をつむる。
「ぼくも好きだよ。前から薫くんのこと好きだったんだ。実はね」
目を開くと先生がにっこり笑っている。
ぼくは、この笑顔とやさしい声が好きだ。
ぼくは嬉しくて嬉しくて、腕をいっぱいに広げて抱きついた。
あったかな大きな胸に頬を擦り付ける。
「いいにおい」
「薫のほうがいい匂いだ」
ぼくの耳の後ろ辺りに顔をうずめる。
ん?
膝に何か硬いものがあたった。
先生のズボンの…。
「ばれちゃったね」
あまり気にして無さそうに言って、ぼくの耳を噛む。
「見たいな薫のお口」
「うん…いいよ」
先生の少し低めで響きのある声と息が耳にあたって、身体がビリビリする。
股間をゆっくり撫でられる。
「んんっ」
ぼくは身体をそらせながら頬は桃色に染まり、感じるままに足を広げた。
先生の手が引き寄せられるようにぼくのベルトに伸びる。
ズボンが下ろされる。
白いブリーフには、大きなシミができていた。
「こっちもたくさんよだれを垂らしてたんだね。こっちを先に舐めてあげるべきだったかな?」
嬉しそうに言って、下着の上から握る。
「ひゃん」
のけぞって、後ろに倒れそうになったのを先生が片手で支えてくれる。
快感に耐えようとしたら身体がビクンと波打った。
ぼくの先端からは、図書室に入って間もないうちからひっきりなしにお汁が出てたの。
出したものでベトベトになっているパンツを脱がされると、立ち上がっているそれが元気良く出てきた。
「薫のここはすけべだね」
先生は耳元でささやく。
恥ずかしくて顔を真っ赤に染める。
3
「自覚ないんだろうね。薫の身体が誘ってるんだって」
先生の長い白い指で制服の詰襟がはずされ、ボタンがはずされていく。
中の白いシャツが現れ、両手でたくし上げられる。
真っ白な透き通った薫の上半身が現れる。
「きれいだね、とっても。見ているだけでおかしくなりそうだ」
熱い息を耳に吹き込まれ、ツンと立った熟れた二粒の木の実を摘ままれ、指の腹で擦りつぶされた。
「んっ」
「ここも食べて欲しいって誘ってるよ?」
「なんでわかっちゃうの、せんせい?」
「だってこんなにおいしそう」
片方の乳首を先生にペロペロと舐められる。
「ひゃあーんっ、だめだよー」
「どうして?甘くておいしいよ」
「はぁっ、そんなとこ食べれないよ」
ぼくは初めての感覚に興奮しながら、やめてやめてと喚いた。
先生は、胸を隠そうとするぼくの両の手首を掴んで、机の上に押し倒した。
立てた膝の間に先生の身体が分け入ってくる。
「大丈夫、先生が薫をおいしく食べてあげるよ」
言われてすぐに、舐められていないほうを先生にむしゃぶりつかれる。
先生の口で吸われて、甘噛みされた。
「ひいいんっ」
先生に食べられている乳首から、全身に電流が流れる。
まるで、昨夜にぼくの中心から白い液体をほとばさせた時と似ている。
あそこは痛いほど反り返って、ヒクヒク頭を揺らした。
「でちゃうよっ」
無我夢中で叫んだぼくの顔を、からかい顔で先生は覗いた。
「何が出ちゃうの、薫?」
「え?」
「出ちゃうんだろう?」
「そんなの…あんっ」
乳首をいじる手はそのままに、もう片方の手でぼくの中心のものをにぎられ、ゆるゆるとしごかれる。今にもイッてしまいそうだ。
「どうしたの?言えないの?それとも、もう出ちゃいそうでしゃべれない?」
「あああんっ、でぇちゃ……!?」
頭の中が白くなりそうだった時、おちんちんの付け根をギュット握られる。
出そうになったものは出口を絶たれて、ぼくの中で暴れまわる。
「いやだよぅ、せんせい助けてよう」
涙をにじませて先生に助けを乞うが、先生は薫の悶える姿を嬉しそうに観察しているようだった。
「どこから何が出るのか先生に教えてよ」
「ん…ふぅ」
ぼくは何も考えられずに腰をくねらせて、耐えるのが精一杯だった。
「教えてくれないとずっとこのままだよ?」
先生の言葉に必死に首を振った。
「じゃあおしえて?ね?」
先生に笑顔で問いかけられる。
「おちんちんから、し…」
「薫のおちんちんから何が出るの?」
根元を握る指に力が入る。
「いたいっ!」
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ぼくは目に涙をいっぱいためて、途切れ途切れに答えた。
「ぼくの、お、ちんち…白いお…し、こでるっ。」
「ふっあああああああっっ!!」
瞬間、開放されたおちんちんははじかれたように暴れて、ドクドクと長い間、白い液体を撒き散らした。
大きく息をする。全身の力が抜けて、けだるさが広がった。
「たくさん出したね」
そう言いながら先生はぼくの身体に飛び散った精液を舐めとっていく。
「なんていやらしいおちんちんなんだろうね。白いおしっこをもらして」
汁まみれで柔らかくなってしまったそこを口に銜えられる。
いやらしい音を立てながら、味わいながら吸われる。
ぼくの身体はとても敏感になっていて、吸われたことを喜ぶように痙攣する。
ぼくは声も出せずに、口からよだれを流して再び来る快感にひたった。

二時間目終了