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Kaoru五時間目〜音楽室〜(1)

僕はたかとくんと手を繋いで音楽室に入る。
授業が終わった後に、たかとくんがギガレンジャーの曲をピアノで弾いてくれるって約束してくれたんだ。
「はやく、はやくっ」
たかとくんの手を引っ張って、ピアノの前に連れて行く。
たかとくんは椅子に座るとピアノのふたを開け、鍵盤にかかっている布を綺麗にたたんで側に置いた。
「じゃあ弾くね」
ちょっと照れながら、トレードマークの黒ぶちメガネを指でちょこっと上げると両手で轢き始めた。
「うわ〜ギガレンジャーだ!すごいたかとくん!」
ぼくは嬉しくなってピアノに合わせて歌をうたう。
たかとくんはクラスでは大人しくて、テストとかよくできて頭がいいんだけどピアノも弾けるなんてびっくりだよ。
「たかとくん、すごい上手だね。他にもなにか弾いてみてよ」
「じゃあね〜次は仮面○イダーひこっか!」
たかとくんは得意げな顔をして弾き始めた。
ぼくの知っている曲をたくさん弾いてくれるたかとくんが、とってもカッコよく見えた。
それにいつも大人しいたかとくんがこんなにピアノがうまいってことを、ぼくしか知らないだろうなと思うと嬉しくなった。
「あのね、おれいにぼくもやかとくんにいいこと教えてあげる」
「なになに?」
「これはだれにも言っちゃだめだよ、こどもはしちゃいけないヒミツなんだ」
「うん、わかった。秘密にするよ。二人だけの秘密だね」
二人で顔を近づけて、わくわくした気持ちで小声で話す。
ぼくは音楽室の入り口の鍵をかけて、誰も入らないようにする。
「じゃあ、椅子に座ったままで目を閉じて」
「い〜よ」
たかとくんはめがねの上から両手で目を隠した。
ぼくはたかとくんの目の前で手を振って、ちゃんと目を閉じているか確認してからその場にしゃがみこみ、たかとくんのズボンのジッパーを下ろす。
「目を閉じててね」
「いーよ」
めがねの上から手で目を隠した。
「絶対、目を開けちゃだめだよ」
もう一度念を押して、ズボンの中から小さなそれを取り出す。
「ねぇ、何してるの?」
「すごく気持ちがよくなることだよ」
そう言って、両手で支えて口に含む。
口の中で暖めるように舌で転がすと、ピクピクと震えながら硬くなっていくのがわかった。
「かおるくん、なんだか怖いよ、目を開けてもいい?」
「ダメだよ、もうちょっとしたら気持ちよくなるから待って」
「………うん」
不安げにたかとくんが頷く。
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「だめだよっ、かおるくん」
ぼくは、たかとくんのお尻に熱くなったものをあてがう。
たかとくんはイヤだって言ってるけど、絶対入れて欲しいに決まってるよ。
だって、もうたかとくんの入り口の襞はやわらかくなって、ばくのあそこを誘うようにヒクヒクしてる。
まるで何かを入れてもらうのを、待っているみたいだ。
「とってもいいのを入れてあげるよ。そしたらとっても気持ちいいから、ね?ね?」
そういいながら絨毯の上にころがった全裸のたかとくんの両足を上げ、あらわになったお尻の奥に、たぎった棒を突き刺す。
「あっ…はぁっ!」
たかとくんの身体が強張る。入り口がすぼまりうまく奥まで入らない。
「大きく呼吸して、吐いて」
苦痛に苦しみながら、必死に空気を吸い込む。
「いいよ、たかとくん。ゆっくり呼吸して」
ぼくは徐々に腰を進めていき、全部お尻の中に納めていった。
「ふぅぅ、かおるくん、いたい、いたいよ」
メガネの向こう側に涙をいっぱいためて、たかとくんが鳴く。
「もう、やめて…」
「もう少し、もう少ししたら痛くなくなるから、ちょっとだけ我慢して」
言い聞かせるようにやさしく頭を撫でてあげる。
痛くないようにゆっくりと奥を突いていく。
すると、たかとくんがキュッとぼくを締め付けて。
まだ入れたばかりなのにぼくは中に放ってしまった。
「くぅぅん」
たかとくんがかわいく呻いた。
その切なげな顔がかわいらしくて、逝ったばかりのぼくの欲望はまたむくりと頭をもたげる。
ぼくは堪らずに、べとべとになったそこに再び自らをねじ込んだ。
「ふぅあっ」
たかとくんのちっちゃいおちんちんが反応したように揺れる。
ばくは何度も出し入れを繰り返した。
その都度にぼくのミルクで濡れたそこがぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてた。
そうしているうちに、たかとくんのあそこが硬さを持ち、反り返ってきた。
「たかとくん、これ気持ちがいいの?」
嬉しくなってきいてみると、
「んっんっ」
熱にうなされたように頭を縦に振る。
ばくは胸が熱くなり、火がついたように激しく腰を動かした。
ズウッと奥までおちんちんを入れるたびに、たかとくんの両足が痙攣する。
そして、彼の中心にあるものは天を仰ぎ、つらそうに涙をこぼしている。
「我慢できないくらい気持ちがいいんだね?」
「はぁん、あんっ、そう、お尻の中が熱いよぅ。またおもらししそうだよぉ」
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「ぼくもまたでちゃいそぅ」
ばくはお尻の中を、飢えた獣のような肉棒でかき回しながら、たかとくんのをしごいてあげる。
そうしたら、たかとくんはすぐにミルクを飛び散らせて、彼の身体と顔にかかってしまった。
「はぁぁぁぁんっ!」
たかとくんの頬に涙が伝う。
泣いちゃうくらい気持ちよかったんだ。
ぼくも気持ちいいけど。
トレードマークのメガネには白濁がかかっている。
禁欲的なたかとくんがとてもいやらしく見えた。
そう思うと背筋に快感が走る。
もっといやらしいたかとくんが見たい。
たかとくんの全部を手に入れたい。
ぼくは一度おちんちんを抜くと、たかとくんをうつぶせにさせお尻を上げさすと、後ろから覆いかぶさるようにして挿入する。
「いやぁぁん」
嬉しそうに鳴いて、背中を反らせる。
この格好はお尻の蕾が丸見えで、ぼくのをたかとくんのがおいしそうにくわえているのがよく見えた。
「ばくのおちんちん、おいしいの?」
「うん。もっと欲しいの」
恥ずかしそうに顔をこちらに向けてそう言った。
そうして誘うようにぼくを見つめる。
ぼくはそれに答えるように腰を振る。
まるでぼくらワンワンになったみたいだ。
「そうだ、これからワンワンごっこしようよ。ばくらは今からわんこになったんだ。だからワンしか言えないんだよ、わかった?」
「うん、わんこなんだね」
「そうだよ」
そう言って腰を打ち付ける。
「わぁん、わはぁん」
たかとわんこは、いやらしく吠える。
「わんわんっ」
ばくは元気よく吠えながら、同時に挿入を繰り返す。
「くぅん、くぅん」
「わん、わんっ」
「ふぅいん、はんっ、わん」
「わんわんわんっ」
音楽室に二人の声がこだまする。
ばくは狂ったように腰を振り続け、つながったまま精子を注いでいく。
たかとわんこは我を忘れたようにたぎったペニスをしごき、好きなだけミルクをこぼした。

五時間目終了