ミレイユ

もう、ずっとずっと前の事だから、貴女はもうこの世界にはいないのかもしれない。
けれど、たまに…ふと思い出すの。貴女とのやりとり。つかの間だったけれど共に過ごした時間。
最期があのような別れだったから、ずっと、心のどこかで引っかかりがあって…、もしもう一度会えたら、そのときは、ちゃんと話したいなって思ってる。

鍵は、私と貴女の組み合わせそのもの。
…ミレイユなら、分かると思う。


どうか、貴女の目に留まることを願って。