――‥黒。

ねぇ、覚えてる?

あれから1年以上、…もうそんなに経つんだね。
早い様な遅い様な、妙な感覚だけが残ってる。

未だ忘れられない、…なんて言ったら貴方は笑うのかな。


――…ふふ、笑われた方が未だマシかも知れない。


◆Key◆

+私の募集に貴方が応募。
+御互いau社。
+貴方の住所は[6~]。
+最終回後設定(完なり)。
+途中半なり。


今は無くなった、とあるNLonly募集サイトでの掲示板。
彼処に言葉を残し合った事も――、‥此処迄言えば察しの良い貴方なら気付いてくれる筈。きっとね。


とは言っても昔の事。
私の勝手な"希望"である事に変わり無いけど‥少し位期待したって良いでしょ?
其の位なら只、なんだから。


……うん。

本当に…本当に、‥此の縁を又繋げるだなんて難しい行為だと思う。


――其れでも。

其れでも私は、…っ‥又貴方の顔を見たいの!


希望はほんの一握り。

だけど…賭けさせて。



黒に逢いたい――‥。
2 アンバー。
やっぱり難しい…のかも知れないね。
もう随分と経つし、期待する方が間違ってるのかも。



…けど、簡単には諦め切れなくて。


――御免なさい。





待ってる、‥黒。