捜索板

[ここに投稿][]
1 兼/近/大/樹
登/坂/広/臣さん
僕とあなたの出会いというのは何年も前であって、これからずっと何億光年先でもあります。珍しい天体の現象が何年か何百年かに一度しか訪れないように、色んな角度や星の軌道が上手いことに重なり合わず、僕たちは一度も出会えずに、だけど何度も微かな触れ合いを確かに繰り返してきました。だから初めましてや久しぶりという有りふれた言葉では僕たちの関係は言い表せません。でも、太陽の恋人たちと暮らし、雷の子供を育児中で、月の女神である登/坂さんなら、ちっぽけで地球よりも一回り小さな金星人の僕がこうしてテレパシーを送ることにもいずれ気付くでしょう。だってこの記事はあなたが気付くことが無ければ永遠にこのままで、でも気付いてしまえばきっと二人は出会うことになるはずだから。


・月と太陽、EとI
・記念日は6月11日と七夕

世界中の人と人が手を繋いで支え合って愛し合って暮らすには、僕は顔を突き合わせて会話して無理やりにでも心を開くしかないと思っていました。人見知りなんて簡単で便利な言葉だよなって。俺だって誰とも話したくない。みんなと仲良くなんて、全然したくない。だけどそれは弱虫がすることだから、俺は弱虫なんかじゃないから明るいふりをするんだ。誰にでも優しくて、面白くて、強くて正義の味方のふりをするんだ。それが出来ない奴は、弱くて、怠惰で、最低だ。だけどそうではなくって、世の中にはそうする必要がない、そう出来ない人や物事がたくさんあって、それはちっとも怠惰や弱虫なんかじゃなかった。それを教えてくれたのは、相/方でも救えなかった元カノでもなくて、多分あなたです。僕は一度たりともあの人たちを心から愛していたことは無かったんだと気付きました。何より嫌いな自分を自ら作り上げて、『ああほら、やっぱり嫌われた。これで正解だったんだ。世界は俺を嫌っているし、俺が何より正しいんだ』とガ/マ/王/子のように威張っていました。だけど世界は明るくて、俺は人から愛されてもいい。あの日トレーを下げて他人に褒められたことや、たくさん頑張ったことが数字として結果に残ったこと。それが俺へ確かな自信を持たせてくれた。嫌われてたのは俺じゃなくて、俺の悪いところだったんだって、今なら分かるよ。一度は会えたらどんな化学反応が起こるか楽しみだよね、って話したことをもしあなたも覚えていてくれたら、その時は改めてあのSF短編小説の感想を、あなたの言葉で聞かせてください。長ったらしくて時間がかかると思うけど、『むき出し』の感想もいつか。捜索に見えないって誰かにケチを付けられそうだけどこれは俺なりの大捜索で、絶対に会えるって自信があるんで、記事上げはせずここに残します。ピンクより金髪の俺がドンピシャなあなたへ。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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