捜索板
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1 骨＿喰藤＿四＿郎(刀＿剣乱＿舞)
XX歳
拝啓三日月殿
再び合間見える時は来ないと分かっていながらも未練がましく文字にしてしまう俺を許してくれ。

手を取り髪に触れ、引き寄せられた時の胸の高鳴りが今でも忘れられない。手放したくないと…そう思ってしまう程に三日月との新たな記憶が俺にとっては大事な物になった。こうなる運命だと分かっていれば、もっと自発的に触れてもっとあんたの名前を呼んでおけば良かった。ちっぽけな羞恥に負け、触れる事も三日月と呼べなかった事も悔やまれる。共に過ごす時間が余りにも穏やかで、柄にもなく胸が高鳴り浮かれていた俺は何か不快な思いをさせていたのかもしれない。


今更だが俺のありったけの感謝の気持ちと、謝罪の気持ちを此処に綴らせてもらう。会いたい等と贅沢な事は言わない、ただ三日月が心健やかに過ごしていてくれたら俺も嬉しい。

有り難う三日月。あんたの瞳の中の月は、俺の中で一番好きな景色の一つだ。

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