捜索板
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1 レ／オ／ナ(twst)
世間知らずなおぼっちゃま
もう何年も前の話だ。雪が舞う季節になるとお前の顔を思い浮かべる。
猫が好きだと逃げられるとベソかいてやがったてめえに、気紛れ程度に好かれる方法を教えてやったのが切っ掛けだ。
植物園の入口でお前が作った雪達磨。その目を飾ったのはブレスレットの石だった。
クリスマスにお前がチキンを買って来た。気紛れに弦楽器を弾いてやったら、瞠目して鳩が豆鉄砲を食ったような面してやがったな。
俺が飛び出した日に探していたお前を見たがすぐ消していたから、気が変わったのだろうと声かけを止めた。
それから何度もお前を探そうとしたが、第二王子の俺を必要とする奴は居ねえ。忌み嫌われる獅子と孤高はお似合いだろう。
そう思ったが……もう一度会いたい。鍵は散りばめた。暫く場所を借りるぜ。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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