からっぽの秘密基地

1 サ／フ／ェ／ル(H／S／R)
からっぽの秘密基地
今日のお宝探しも終わったし、収穫は上々！って秘密基地に戻ってきたら、からっぽになってたんだよね。

あ。からっぽなのはお宝じゃないよ。当然、あんたも知ってると思うけど、あそこにはお宝がいっぱいあるからね。無かったのは、あんたの姿ってこと！

お宝探しをしながら、今日はあんたにどんな悪戯をしてやろうかな〜って考えるの、結構楽しかったんだよね。あんたがくれた、楽しくて穏やかな日々を大切に思ってたのは、あたしも同じ。

鍵もおいておくよ。どの鍵も、あんたならぴんと来るんじゃないかな？

・魚の形のクッキー
・ザ／グ／レ／ウ／スに捧げるメーレ
・青いリボン
・極上の宝石

時間が取れなくなるって言ってたし、この手紙に気付くかは分かんないけど、秘密基地はそのままにしておくから、気が向いたらおいでよ。
もちろん、無理にとは言わないよ。少しだけ、あの穏やかな時間が恋しくなって、この場所を借りただけだからさ。

あ！そうだ。これだけは絶対に伝えておかなきゃ。あたしの時間の価値はあたしが決めるんだからね。勿体ないだとか、そういうのはあんたが決めるものじゃないんだからさ〜。分かった？

お猫様は狩りのタイミングを伺うのが上手いんだ〜。要するに、待つのも嫌いじゃないってこと！
あんたにまた会えるのを楽しみにしてるよ。んじゃ、待ってんね！
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい
2025/9/12(金)0:39
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