完なり オリジナルBL 攻募集

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1 弟
どこに居るの
俺がまだ幼い頃、母親が再婚して出来たにいちゃん。
両親は仕事で家を開けていることが多かった。当然、家には二人きり。人見知りだったオレににいちゃんは何でもしてくれて、何でも知ってて、そして、最初から俺に優しかった。人見知りな俺は段々と時間を掛けてにいちゃんに心を開いていった。
でも、俺のにいちゃんは、よくスキンシップをしたがった。頭を撫でたり、抱き締めたりするのは未だ可愛い方。キスや、それ以上のことだって、…。今思えば異常だったのかも知れない。兄弟なんていた事もなかったし、それが当たり前なんだって、洗脳でもされていたのかと思うほどにいちゃんのことを信じた。歳を重ねて色んなことを理解したが、にいちゃんにドロドロに溺愛される事には心地良さすら感じていた。
いつの間にかに、依存させられていたのは俺の方だったのかも知れない。
"ほら、にいちゃんが居ないとお前は何も出来ないだろう?"
そうやって依存させて何がしたいんだ、からかって遊んでるだけなのか、一生責任を取ってくれるのか、依存させるだけさせて自分は何処かへ逃げてしまうつもりなのか。にいちゃんの本音は隠れて見えない侭てもどかしい。
そんなにいちゃんが、"暫く友達の家に世話になるから"と家を開けて今日で一週間が経つ。今までそんな長期間離れていた事がなかったから、別に一生会えない訳でもないのに急に突き放されたような気分、で、。

そんなにいちゃんを探してるんだけど、…あ、自己紹介しとかないと見つけられないかな、幾らにいちゃんでも。

名前 篠原凌(19)
身長,体重 171cm,59.8kg
大学1年生、普通体型の眼鏡男子。よく見れば中性的で綺麗な顔立ちをしているが兄に「お前は地味な方が似合うよ」と言われ続け、其の綺麗な顔立ちを隠す様に大して度の入っていない黒縁眼鏡を掛けぼんやりと毎日を過ごしている。髪の毛は細く猫毛の様に柔らかい黒色で良く言えば無造作ヘア、悪く言えばボサボサである。
元々そんなに明るい性格では無かった為、友好関係は非常に狭く、真に心を開けるのも兄のみだとか。兄に褒められたくて勉強を頑張り良い高校へ良い大学へと進んだ彼であるが、兄が"出来の悪い弟"が好きなのだとやっと悟ったのはその後のことで。
過呼吸持ちで、不安な事や過度に精神的苦痛を負うと直ぐ過呼吸を起こしてしまう。その前兆として喉元を掻き毟ってしまう癖がある。その度に兄になだめて貰っていたそうな。

と、まあ、俺の自己紹介はこんな感じ…。次に条件、

・PL成人済の女性
・一日一通以上やり取りが可能な方
・帯でのやり取りが可能な方
・描写長めにしてくださる方

これくらいかな。
これ見てにいちゃん帰ってきてくれる、かな、…もし、帰ってきてくれるなら、件名空白、自己紹介、萌萎を送って来て欲しい、。何歳年上のにいちゃんでも構わないし、他に付け足したい設定とかあるなら入れてくれても良い、…にいちゃんの好きな様にして。
部屋の鍵はこっちで用意しようと思ってるから、手ぶらで帰ってきて良いよ、それじゃあ…待ってる、から。

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