アニメ/マンガ 短期募集
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1 無/惨(鬼/滅/の/刃)夢の話…夢を見た。取るに足らぬ、忌々しい、退屈な夢。
以降はこのつまらぬ夢、つまりは現実には有り得ぬ筋書きに基づく話になるだろうから、興が乗らぬものはここで座を離れることを推奨する。今宵限りは後を追わん、余程気がかりなことがあるのでな。
その空疎な夢のなかで、私は私の時代──即ち、生を受けた平安時代にいた。私はまだ癒えぬ病に蝕まれ、痩せさらばえた肉体を引きずり、目前の死を見つめながら生きていた──あれを生きていたと言えるのならば。日々方々から入れ替わり立ち替わり験者やら陰陽師やらが呼ばれ、冗長な加持祈祷を行い、在りもしない神仏に平癒延命を乞う…なんのしるしも得られぬくせに。
どうせこの命は二十歳を迎えぬままに潰える。胸を掻きむしるような焦燥と憤懣に駆られながら、やがて私はあの藪医者と出逢う──はずだった。
が、私の前に現れたのは、そこにいるべくもない存在…つまり、お前だったのだ。夢に整合性を求めるのは甚だ愚昧であると重々承知の上で言うが、にわかには受け容れがたいことだった。それも、ただ存在するだけならばまだしも、やたらと私のまわりをうろついて、無意味な歓談を試みたり、瑣末なよしなしごとを知らせたり、挙げ句の果てには健康を気遣ったりする。私はほとほと呆れ果て、何度もお前を追いやろうと計を案じたのに、お前は性懲りもなくやってきて…いつしか、そのあつかましさに否応なく馴れはじめた。これはそういう、眉唾物の夢の話だ。
・背後成人済女性
・捨宿でのやりとりが可能
・期間は数日〜一週間程度
・描写無〜500程度
・(猟奇表現に抵抗がない)
提供:鬼/舞/辻󠄀/無/惨
募集:竈/門/炭/治/郎、上/弦を優遇とする、接点不問の全男性C
そう身構える必要はない。所詮は空事、万事夢中と思って、気安く門戸を叩くといい。どうせ、枯れ木のような腕では狩りも叶わんのでな。では、巡りを、暫し待つ。
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