流刑地より - その他ジャンル一日限定

1 創作♂
26歳
流刑地より
月明かりを頼りにこの手紙を書いている。
静かな夜半だ。聞こえるのは虫の音に波音、風の音ばかり…、人語は一切聞こえない。
此処は名もなき絶海の孤島。俺の住処だ。

とある陰謀に巻き込まれた俺がこの島に流されて、そろそろ半年になる。
説明を省くなって？いやいや、知らない方がいいこともあるのさ。

まあとにかく言いたいのは、俺が途轍もない暇を持て余しているということだ。
なあお前、どうか俺の暇を潰してくれ。
何、二人で過ごす時間が充実したものになるよう俺も尽力するつもりだ。損はさせないよ、多分。俺は愉快な男だからね。

まあ俺たちの関係がどのようなものになるのかは雰囲気次第だ。
ひとまず取っ掛かりの設定は俺に提案させてくれ。
完→俺しかいない孤島にお前が漂着した場面、または精霊や鳥人・魚人などの魍魎の類であるお前が気まぐれに島に立ち寄った場面
半→伝書鳩を用いての文通

さて、大体のところはわかってもらえたかな。はっきりしない辺りは是非問い合わせてくれ。
興味を持ってくれた者がいることを祈るよ。
心優しい御仁がいたならば、希望のやりとりの形式（完、半）と、当Ｃへの希望(性別、容姿などあれば)、完ならば初対面の描写、半ならば何らかの話題、それから提供Cの簡単な自己紹介を書いた文を鳩に括って送っておくれ。
2015/5/5(火)17:51
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