ゲーム 友達募集
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1 喜多川祐介(P5)
君の色を教えてほしい。
紫陽花を見たんだ。知っているか？この一本向こうの道には綺麗な青い紫陽花が咲いているが、駅の反対側に咲く紫陽花は真っ白な色をしていてな。それもまた美しいと思う。……おい、何を不思議そうな顔をしているんだ。俺は君に話し掛けているんだぞ。
紫陽花の色がどうして異なるのか。聞いた事は有るが、そんな知識は今のところ些細な事だ。青い紫陽花と白い紫陽花、何方も美しいが互いが出会う事はない。だが、俺は紫陽花を見ながら道を歩き、君に出会った。君の色を知る事も、その美しさを慈しむ事も出来る。なあ、素晴らしいと思わないか？

俺が求めている事を簡単に表現するのなら「友人募集」となるのだろう。ただ俺は友人と呼べる相手が多くはない。よって君と俺の関係が世間一般的な「友人」となるかどうかは分からないし、ならなくても良いと思っている。
声を掛けた身で恐縮だが、条件としては背後が二十歳以上の女性である事。それから帯を使用出来る事。後は会話を行う気持ちが有る事。言葉を交わす速度に制限を設ける気持ちはないが……折角話すならそれなりの頻度で話せた方が、と思うのは贅沢だろうか。まあ、例え一週間や一ヶ月程度間が空いても気が向いたらまた声を掛けてくれれば良い。後は……そうだ、描写を回して多少触れ合う事も歓迎しよう。俺は所謂完の遣り取りも好きでな、お互い気が合えば共に物語を紡いでみるのも一興。

……と長々語ってしまったが、何はともあれ出会ってみないと始まらないな。此方では俺とリーダーが待機している。其方は同作品を優遇に、他の世界の者でも歓迎しよう。少しでも興味を持ってくれたなら気負わずに来てくれ。ああ、その際は君の好きな物を一つ教えてくれると助かる。何でも構わないが、「動物」という括りよりは具体的に「犬」等と教えてほしい。なに、会話の切っ掛けにしたいだけだ。深く考えるな。
君はどのような色を持つのだろうか。楽しみにしている。では、また。

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