短期募集
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1 鶯＿丸
〝最後〟に、
──平／成最後の年に、彼奴と出逢った。

幾百幾千と過ぎ去った歴史の中、此度程明確に〝最後〟を体験出来る機会は中々無かった事だろう。移ろう元号は数多在ったとは云え、それをひたすら眺めていた身とは云え、今年は少しばかり特別の様に感じた。なあ、お前は如何思う。如何思った。

人の子に比べれば無限に等しい刻を、流れるかの如く生きる俺達だ。未来へ想いを馳せるより、過去を思い返しては浸る一瞬の方が幾らか多い。然し大抵は忘却の彼方に溶け出して、幾度も繰り返し脳裏に過ぎるものはどれだけ有ったか。
至極分かり易いと思わないか。新たに迎える元号の、一つ前。終焉を刻むこの年に、お前に出逢ったのだと。お前と、彼奴と、誰某と、出逢ったのだと。

要するに、単に過ぎ去るには些か惜しい今年を有効活用せんと、こうして筆を執った次第だ。そう身構えるな、何かしらの関係性を望む訳でもない。俺がお前に乞う事はひとつ、題目通りの問いを投げよう。
〝最後〟の夏に、秋に、冬に。今年に。お前は、何がしたい？お前が一等求める事は、何だ。

・背後成人済
・原作体験済(進行度不問)
・暈し必須、片仮名などは臨機応変に
・帯使用(招待不問)
・三日間(継続相性次第)

・提供
鶯＿丸、髭＿切、膝＿丸、大＿包＿平、大＿般＿若、燭＿台＿切、長＿谷＿部、山＿姥＿切、大＿倶＿利＿伽＿羅
・募集
提供優遇に太／刀＋打／刀

この気紛れが実を結び、俺の海馬にお前が刻まれたとして。何処かの未来で振り返った時、〝最後の年〟を連想した時、お前が浮かんだとして。それは何と云う、僥倖だろうか。
茶の一杯を飲み干す間にでも終わる様な、他愛ない話だ。お前の答えを訊かせてくれ。
2018/5/28(月)18:53

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